超電磁マシーン ボルテスVの13の情報・感想・評価

人間に愛情があるのを信じられないで大笑いするハイネルたち、犬や猫が笑ったり泣いたりしない例え話をする事で、ボアザン星人が持つ人間への見下し加減がよく分かって面白い。浜口博士が異星人のメカを一目見て「音声変換装置！」と喝破する有能さ。葉巻を吸うダンディさ。博士！！

超電磁マシーン ボルテスV 第13話 謀略の父が地球を狙う 人間が愛を持っていることで笑うボアザンがいいね。格下の生物として素で見下している感じ。同時に人間の愛を利用して苦しめる冷酷さと合理性も持っている。このへんの格下相手ゆえに共感をせず、平然と残酷なことをできる恐ろしさが生々しい。 浜口博士まさかの戦死、いろいろ事情を知ってるし、戦闘指揮も技術面での役割も大きいので、もうちょい長く生きると思ってた。父親の声で惑わすのといい、精神的支柱を失うのといい、徹底的に心理的に追い詰める回は盛り上がるね。母親戦死時もそうだけど、普段は理屈っぽいだけに怒りが爆発したときの迫力がすごい。 それにしても、リアルタイムボイスチェンジャーが車よりデカイところに時代を感じる。今ならスマホでできるでしょ。