おはうちさんの映画レビュー・感想・評価

おはうち

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天国と地獄(1963年製作の映画)

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みんなで犯人からの電話を聞こうと顔を寄せて固唾を呑んで圧迫した緊張感を醸し出している。警察を伏せさせてカーテンを開けて誰も居ない事を見せる。もうベタにサスペンスで盛り上げてくれる!電車のシークエンスは>>続きを読む

黒い家(1999年製作の映画)

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一番初めに登場する死体がガチで怖すぎる、そんな登場の仕方を誰が想像できるだろうか?もう大竹しのぶ怖すぎる、何故あんな表情が出来るのか。効果音が怖い。黄色が不気味になっていく色使い凄いね。公園前の横移動>>続きを読む

リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

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短いスパンのループを繰り返すと初期配置が頭に入って、役者の動線が頭に思い描けるのが面白い。前半は川から旅館を通過するルートだけかと思わせて、中盤から川沿いに移動するルートが発見されてマンネリから脱却し>>続きを読む

八甲田山(1977年製作の映画)

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く、狂っている…。寒さで発狂していきバタバタと倒れていく地獄絵図、説得力抜群の雪原&雪山の実景の数々。リアリズムの極地。全滅フラグの乱立が凄い。とうとう高倉健と北大路欣也が見合う場面、死者との切り返し>>続きを読む

グラディエーターII 英雄を呼ぶ声(2024年製作の映画)

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上映が終わる前に滑り込み!リドスコとは思えないベタに燃える続編で驚いた!直球で前作オマージュを捧げて闘魂伝承!主人公を差し置いて目立つペドロ・パスカルの冒頭海戦の勇姿、セーブザキャットならぬ橋を落とせ>>続きを読む

羅生門(1950年製作の映画)

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元祖、羅生門方式さすがです!自分のメンツが一番立つ証言しかしない人間の傲慢さ!ラストの赤ちゃんを巡る取ってつけたような展開と言われようとも、何を伝えたいのかハッキリして嫌いになれない。志村喬視点での三>>続きを読む

幸福の黄色いハンカチ(1977年製作の映画)

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ラスト有名でネタは割れている訳ですが、高倉健の感極まっているが極力表情には張り付かせないまま強張っているも感動している様子とか素晴らしい。刑務所から出所して久し振りに食べるメシの場面とか美味そうで仕方>>続きを読む

ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

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ラスト空港で何でもかんでも一件落着に落ち着かせるハッピーエンドなのオモロ!完全にアメリカへ行って騙されているのかと思いきやの展開が意外すぎた。コリン・ファースが原稿を池にばら撒いてしまったのを追って池>>続きを読む

ジュブナイル(2000年製作の映画)

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公開当時に観てたわ…子役と同じ年代過ぎて子供部屋の細部が俺の時代でヤバい。エイリアンの変身とか微グロでトラウマになったな。宇多丸さんのドラ泣き評でオチだけ覚えていたから正直後半は消化試合でスマソ。実物>>続きを読む

PIGGY ピギー(2022年製作の映画)

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主人公をいじめている連中が拉致られて、誘拐犯と咄嗟に生じる謎の連帯感。行方不明のいじめっ子たちの行方を頑なに語らず、押し黙る事で生じるサスペンス。

誘拐犯との再会。暴力!

ラストでこんな所へ連れて
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トッツィー(1982年製作の映画)

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『トッツィー』
オーディションに落ち続ける売れない俳優が発起、女優へ完璧に化けて演技を買われ一躍有名人!ダスティン・ホフマンの演技まじすげ〜!主人公の心情を友達役のビル・マーレイとの関係でなら話せる、
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もしも昨日が選べたら(2006年製作の映画)

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原題『CLICK』は題名がスッと入る優秀さに比べたら、感動路線を狙った邦題の浅ましさよ!とはいえ実際そんな内容なんですよね。所謂アメリカンコメディ、下ネタ多め、弄っていいやつ居たら永遠虐めるわで、まぁ>>続きを読む

陽はまた昇る(2002年製作の映画)

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VHSが世を席巻するまでの物語。サブスク全盛期に2時間録画できるビデオを血反吐を吐いて作り出そうとする者達のドラマに熱くなれるのだろうか、時代を知るものにしか通用しない有り難さ。ありがとう、分かるよ。>>続きを読む

チャイルド・プレイ2(1990年製作の映画)

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人形生産工場の規模の大きさ、大量生産され積まれた人形の箱の山、2になったらグレードアップせにゃ!の要請に上手く応えていた。目玉を取り付けるマシーンの使い方が露悪的なことをやりたいだけで最高。あの手この>>続きを読む

チャイルド・プレイ(1988年製作の映画)

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何だかんだで人形が可愛いんじゃないかな〜?と思いきや、人形が見せる憎たらしい見事な表情のヒールっぷり、アニマトロニクスの技術の素晴らしさが最悪で最高で、こんなのぶっ壊せ!!となる気持ちよさがあった。。>>続きを読む

13日の金曜日PART2(1981年製作の映画)

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ズダ袋をかぶった殺人鬼のイメージの原点でもあるのか?アバンのワンカット長回しオモロ〜!後半の追いかけっこも中々に楽しめた。洋服を着替えて母親になりきって乗り越える対処法で、亡きお母様の残像がボケボケと>>続きを読む

ヴェノム:ザ・ラストダンス(2024年製作の映画)

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冒頭で封印されてる最恐のボスを、これから暴れまっせ〜って具合で登場させておいて、なんと最後まで封印されたまんまって逆に新鮮でビビった。どう見ても雑魚敵デザインの尖兵クリーチャーが無敵最強なのが逆に新鮮>>続きを読む

十一人の賊軍(2024年製作の映画)

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阿部サダヲパートと賊軍の砦攻防のクロスカッティング未満を交互にやって進行させる感じは正直イマイチ。終盤で合流してからは流石に悪くないかも。悪役は駿河太郎が一番濃いから合戦に不在は痛い。吊り橋の違和感あ>>続きを読む

トラップ(2024年製作の映画)

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2024年度で最も好きな映画一本を挙げろと問われれば『トラップ』かもしれん!

ありがとうシャマラン!

こんな快男児は見たことがない!(別ベクトルで)。ここまで嘘八百を並べて平然と鮮やかに終わらせる
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ラストマイル(2024年製作の映画)

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アンナチュラル最終回手前まで、MIU404全話は履修済み。ドラマはストーリーの完成度や、最終回まで継続させたい欲の出し方は良い。だが画面の安っぽさやTV的チープさでヘナヘナになった。感情に寄り添いすぎ>>続きを読む

悪魔と夜ふかし(2023年製作の映画)

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クローネンバーグ『スキャナーズ』の衆人環視で脳部爆発する最悪アクシデントみたいなの好きな人には大ハマりする映画でしたね。

変なの映った!からビデオノイズ混じりのコマ送りにゾクゾク→居る!→手が肩に!
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12人の優しい日本人(1991年製作の映画)

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日本人しぐさの集合体、ここまで日本人らしさが溢れていると面白いのか。日和見で他人の意見に流れやすい者、そもそも議論をしたく無い者とかリアリティある。根拠は無いけど反対してしまう存在とか、何はともあれ議>>続きを読む

ツイン・ピークス/ローラ・パーマー最期の7日間(1992年製作の映画)

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悪霊に取り憑かれているとはいえ父親からの性的な目線を受けていると錯覚する気持ち悪さ、近親相姦の恐怖めいた物の居心地の悪さが光っていた。謎デヴィッド・ボウイの突飛さ、訳わかんないけど笑える細部とか沢山あ>>続きを読む

13日の金曜日(1980年製作の映画)

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初見。意外な殺人鬼の正体が判明してからの攻防のモタモタした感じが堪らないな。一番ショッキングな殺人は殺人鬼が殺される瞬間だった。湖から飛び出すジェイソンのショッカー演出良かったね。若もんは殺されてなん>>続きを読む

ブレイブハート(1995年製作の映画)

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アマプラで配信されているうちに観た!親友役のブレンダン・グリーソンとの投擲友情ドラマが素晴らしかった!小ちゃな投石から変化していき果てはクレイモアに辿り着いた時は胸が熱くなった!どこからともなく裏切り>>続きを読む

きみの色(2024年製作の映画)

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歌はキャッチーで売れるパワー持っているのに、実際見ると変なバランスのよく分からない感じが『崖の上のポニョ』っぽいかも!

後半の演奏はメッセージ性がある落ち着いた曲から始めて、次に水金地火木土天アーメ
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トランスフォーマー/ONE(2024年製作の映画)

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無軌道な若者達が社会から搾取されていき徐々にイノセンスが失われ社会の裏を知ると絶望の果て自立して大人になっていくストーリーがトランスフォーマーだと!?まず青春映画として大変優秀。ヒーロー&ヴィラン誕生>>続きを読む

侍タイムスリッパー(2023年製作の映画)

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現実対虚構じゃないですかー!時代劇の撮影は虚構でしかないのに魂を乗せた後半もう刮目するしかない本物の剣戟!殺陣のクオリティも高い。そして重厚な一本のドラマを見終わった達成感を与えてくれる。真摯さでスト>>続きを読む

エイリアン:ロムルス(2024年製作の映画)

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こんな地獄絵図は勘弁な虫カサカサ祭り。儲け役はアンドロイド役のデヴィッド・ジョンソン、困っている時は可哀想なのに覚悟完了してると頼もしい目元&表情イイ。エンタメ的カッコいいキメ画もあるし秀作に違いない>>続きを読む

ビートルジュース ビートルジュース(2024年製作の映画)

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前作もパッケージングは魅力的だけど抜きん出て面白くはないし割とテンポ悪いしな。でもこのチープさやナンセンスコメディ感こそがって感じするわね。場面ごとのパーツは光ってた。バラバラ死体からのツギハギ復活と>>続きを読む

最後まで行く(2014年製作の映画)

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日本リメイクを先に観ると、韓国オリジナルは案外アッサリしている印象を与えてくれる。アクの強さやラストのキレ味、ストーリーの奥行きは藤井道人監督が軍配が上がった。

ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

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衒学な内容を想像していたがエンタメしていた。隠した拳銃で会食相手をブチ抜くまでのサスペンスとか普通に上がるし、病院前で殺し屋と思わしき車の通過も悪くない。車に乗っかると不穏な事が起きがちで緊張感がヤバ>>続きを読む

うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(1984年製作の映画)

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後続作で繰り返される演出の数々の源泉を目撃。既知のコンテンツの枠組みを利用して作家がやりたい放題する感覚はONE PIECEのオマツリ男爵と肌感覚が似ている。種明かしパート退屈。後半アバンギャルドに振>>続きを読む

うる星やつら オンリー・ユー(1983年製作の映画)

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押井ブームが到来、監督作で未鑑賞の物を。お馴染みのキャラをしこたま登場させてワチャワチャさせて活躍させるファンサの鏡。この反動が続編か。氷漬けにされていたイケメン軍団の反乱のインパクト、コメディだし何>>続きを読む