おはうちさんの映画レビュー・感想・評価

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機動戦士ガンダム(1981年製作の映画)

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それにしたって、名言のオンパレード、ネットミームの宝箱、端役の全部がネタ化、改めてブッ飛んだ化け物コンテンツだよ。で、超面白いんだもん。殺陣、止め画、敵の死ぬ間際の表情、完璧だべ。作品をお手軽に見返せ>>続きを読む

ザブングル グラフィティ(1983年製作の映画)

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TV版より先に鑑賞。始まりから終わりまで卒なく突っ込んでいて悪く無いですが、とはいえダイジェスト。一話完結型の構成の方が面白いだろう。改めてグレンラガンやガン×ソード参照元と確認。失明したヒロインを追>>続きを読む

13日の金曜日PART3(1982年製作の映画)

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主人公は納屋から出ようとカンヌキを外して門を開けると、納屋の出入り口付近に首吊りにされているジェイソンを、当然死んでいると思い目の前でスルーした瞬間にガオーと襲ってくる。当然な展開なのだが、ワンカット>>続きを読む

ブラック・レイン(1989年製作の映画)

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マイケル・ダグラスと高倉健の空港での『ミッドナイト・ラン』に通じる粋なお別れシーンにシンミリ。

松田優作はキレキレで凄い。

外人日本語や、日本人役者たちのキレた演技とかを真似する、てらさわホーク氏
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グリーンブック(2018年製作の映画)

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小粋でたまらないギャグのてんこ盛り、楽して観れる。人種差別問題にも「成程!」となれる教養も与えてくれる娯楽さが心地いい。スパイク・リーが厳しい目線を向けてくれる流れもバランスが取れた、寧ろ有難い流れだ>>続きを読む

戦慄怪奇ワールド コワすぎ!(2023年製作の映画)

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走っても走っても廊下を無限ループする気持ち悪さ、窓から外側が見えながら距離を詰めている筈なのに、端まで走ると元に戻ってしまっている。単純な映像
編集上のトリックや撮影の筈でも大層驚ける。

フルフェイ
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ポセイドン・アドベンチャー(1972年製作の映画)

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再鑑賞。

もうTHE・自己犠牲の代表みたいな作品。

ただもう、これ以上無いくらいに胸を焦がして仕方無い。

シェリー・ウィンタース演じた夫人の素潜りと人命救助や、ジーン・ハックマンのぶら下がりなが
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椿三十郎(2007年製作の映画)

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織田裕二、豊川悦司、中村玉緒、ひ、酷い。芝居が間延びしてたり、オリジナルの真似事しかやらない、シンドイ。オリジリナル版ラストの居合い切りに新解釈を加えて長引かせて読み合いの面白さに舵を切るものの、その>>続きを読む

椿三十郎(1962年製作の映画)

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初見

以前からラストの居合い切りが凄いスゴイと耳タコだった訳だが、ホントにスゴイんだから!!

まるで血なんか全編通して飛び散らなくてボーダーラインは引かれているからこそ、外連味たっぷり血飛沫のイン
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用心棒(1961年製作の映画)

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ひとえに主人公の三十郎の皮肉屋ながらも自由で気ままで、腕を振るえば滅法強い。弱い者は放って置けない快男児っぷりを観ているのは気持ちがいい。キャラが良い。

はたらく細胞(2024年製作の映画)

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赤血球などの群衆描写かなり気合入っていた。アバンの迫力さは2024年で云えば『ラストマイル』と比肩する。後半ビックリするシリアスさの難病物を胎内で描写すると戦争物に変化していき、挙げ句の果ては『宇宙戦>>続きを読む

室町無頼(2024年製作の映画)

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それなりに入江悠は追ってたけど、とうとうエンタメ大作で清々しい程の娯楽をぶちこんで成功して嬉しいもんだ。史実ベースの無念の最期を迎えていく苦さを破壊する、ジャッキー・チェン映画的な発想の修行で鍛えたフ>>続きを読む

機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-(2025年製作の映画)

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事前にネタバレをほんのりと嗅いでしまったとおりの内容だったが、流石に戸惑ってしまったな。

そりゃ初日初回に観たかったさ。でも観ていたら、むしろ否定派にならざる得ないくらいには拒否反応を起こしていたと
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ビーキーパー(2024年製作の映画)

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特殊詐欺グループのウザい実在感を打ち砕く、フィクションの結晶たるスキンヘッドの気持ちよさ。オフィスに篭って弱者から金を巻き上げるビルへ汚いトラックで乗り付ける威圧。肉体を伴わないで金を貪る奴等にガソリ>>続きを読む

劇場版 忍たま乱太郎 ドクタケ忍者隊最強の軍師(2024年製作の映画)

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暗器を駆使した忍者アクションのリアリズムが光っていた。絵をブレさせて描線を飛ばしたり、エフェクトを盛り盛りにするのではない。見た目の映えを押さえた堅実さが好印象。もう一つクライマックスにも見せ場があれ>>続きを読む

ブルーベルベット(1986年製作の映画)

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去年初めてツインピークスシリーズを全部観た程度の浅さですが、監督の世界観に痺れただけに亡くなられてショックです。

未見のデヴィッド・リンチ作で一番見たかったのをチョイス。

冒頭の父親転倒からして異
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伝説巨神イデオン 発動篇(1982年製作の映画)

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初鑑賞2020年4月11日

快作。観れて良かった。メカ同士の戦いから、白兵戦に突入していくと途端に生臭さが漂う、エヴァ旧劇らしさ。鑑賞後すぐにTVアニメ版の最終回を確認してみて驚く。画的に決着を付け
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伝説巨神イデオン 接触篇(1982年製作の映画)

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初鑑賞2020年4月10日

怖い、ロボットが怖く感じるのは久しいかもしれない。エヴァは生き物でキモい感じで怖かったが、イデオンは何なのか分からない気持ち悪さ。事前に恐ろしい存在として知っていたとして
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ロボット・ドリームズ(2023年製作の映画)

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すっかり『September』が気に入った。この曲を使ったAMVがYouTubeに上がっていたのを何度も見返して反芻していたのが1番面白かった。本編そのものは感心しなかった。やや理不尽で意地悪な展開ば>>続きを読む

ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

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まぁあの、同じ台詞と画面を繰り返すから飽きちゃったよね。スマソ

レッド・ワン(2024年製作の映画)

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期待通りの中の下、もっと低いかも。ドウェイン・ジョンソンの秘密道具の数々がサンタの使う道具と分かる、ラストのサンタのプレゼント配布だけは良かった。それくらい。

ロード・オブ・ザ・リング/ローハンの戦い(2024年製作の映画)

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今川泰宏監督作に登場しそうな豪傑が約一名おって爆笑。謀略があってステゴロ決闘やってんのかと思ったらフィジカルお化けにワンパンされて酷い目に遭ったらしく怖い、加減しろやりすぎ!俺の屍を越えてゆけ展開、威>>続きを読む

天国と地獄(1963年製作の映画)

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みんなで犯人からの電話を聞こうと顔を寄せて固唾を呑んで圧迫した緊張感を醸し出している。警察を伏せさせてカーテンを開けて誰も居ない事を見せる。もうベタにサスペンスで盛り上げてくれる!電車のシークエンスは>>続きを読む

黒い家(1999年製作の映画)

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一番初めに登場する死体がガチで怖すぎる、そんな登場の仕方を誰が想像できるだろうか?もう大竹しのぶ怖すぎる、何故あんな表情が出来るのか。効果音が怖い。黄色が不気味になっていく色使い凄いね。公園前の横移動>>続きを読む

リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

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短いスパンのループを繰り返すと初期配置が頭に入って、役者の動線が頭に思い描けるのが面白い。前半は川から旅館を通過するルートだけかと思わせて、中盤から川沿いに移動するルートが発見されてマンネリから脱却し>>続きを読む

八甲田山(1977年製作の映画)

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く、狂っている…。寒さで発狂していきバタバタと倒れていく地獄絵図、説得力抜群の雪原&雪山の実景の数々。リアリズムの極地。全滅フラグの乱立が凄い。とうとう高倉健と北大路欣也が見合う場面、死者との切り返し>>続きを読む

グラディエーターII 英雄を呼ぶ声(2024年製作の映画)

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上映が終わる前に滑り込み!リドスコとは思えないベタに燃える続編で驚いた!直球で前作オマージュを捧げて闘魂伝承!主人公を差し置いて目立つペドロ・パスカルの冒頭海戦の勇姿、セーブザキャットならぬ橋を落とせ>>続きを読む

羅生門(1950年製作の映画)

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元祖、羅生門方式さすがです!自分のメンツが一番立つ証言しかしない人間の傲慢さ!ラストの赤ちゃんを巡る取ってつけたような展開と言われようとも、何を伝えたいのかハッキリして嫌いになれない。志村喬視点での三>>続きを読む

幸福の黄色いハンカチ(1977年製作の映画)

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ラスト有名でネタは割れている訳ですが、高倉健の感極まっているが、極力表情には張り付かせないまま強張って感動している様子とか素晴らしい。刑務所から出所して久し振りに食べるメシの場面とか美味そうで仕方ない>>続きを読む

ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

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ラスト空港で何でもかんでも一件落着に落ち着かせるハッピーエンドなのオモロ!完全にアメリカへ行って騙されているのかと思いきやの展開が意外すぎた。コリン・ファースが原稿を池にばら撒いてしまったのを追って池>>続きを読む

ジュブナイル(2000年製作の映画)

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公開当時に観てたわ…子役と同じ年代過ぎて子供部屋の細部が俺の時代でヤバい。エイリアンの変身とか微グロでトラウマになったな。宇多丸さんのドラ泣き評でオチだけ覚えていたから正直後半は消化試合でスマソ。実物>>続きを読む

PIGGY ピギー(2022年製作の映画)

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主人公をいじめている連中が拉致られて、誘拐犯と咄嗟に生じる謎の連帯感。行方不明のいじめっ子たちの行方を頑なに語らず、押し黙る事で生じるサスペンス。

誘拐犯との再会。暴力!

ラストでこんな所へ連れて
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トッツィー(1982年製作の映画)

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『トッツィー』
オーディションに落ち続ける売れない俳優が発起、女優へ完璧に化けて演技を買われ一躍有名人!ダスティン・ホフマンの演技まじすげ〜!主人公の心情を友達役のビル・マーレイとの関係でなら話せる、
>>続きを読む