超電磁マシーン ボルテスVの14の情報・感想・評価

エピソード14
父と子の罠
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あらすじ
健一達に救われた地底城の奴隷が、剛博士を裏切り者と呼ぶ。プリンス・ハイネルの卑劣な作戦とは何か?獣士ガルマンの攻撃を前にボルテスVの天空剣は使用不可能となってしまった。
コメント2件
おはうち

おはうち

親は子の為なら何でもするのは、健一の母親が特攻をしたように、これはボルテスの一貫したテーマ。恐らくは剛博士の裏切りを示唆した布石の数々も、“親は子の為なら何でもする”を実践だろう。14話で子の為にボルテスを陥れる父親はそのまま剛博士に該当する前フリだろう。 娘型爆弾の爆破をバク宙で避ける健一には笑った。 天空剣が胸部にくっ付いたままで外れないのが、ロボットのデザイン上のユニークさを不便さにひっくり返しており面白かった。
鈴木パンナコッタ

鈴木パンナコッタ

超電磁マシーン ボルテスV 第14話 父と子の罠 正面から戦うのを避け、人間の親子愛を利用するハイネル。単なるサディズムとか性格が悪いとかではなく、勝利のために徹底的に合理的に振る舞った結果なのがシビれる。合理性を追求した結果の非人間性。父のために行動する健一たちと、娘のために人類を裏切るスパイ、父と子の情の対比が見事。 健一たちは父への情がけっこう大きいんだけど、スパイから見れば「ボルテスは人類を救うけど一人の娘は助けてくれない」という立場の違いが面白い。こういう異なる視点を取り入れた複雑なドラマというのは非常に大人っぽく、見ごたえがある。