超電磁マシーン ボルテスVの15の情報・感想・評価

エピソード15
皇帝陛下のプレゼント
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あらすじ
ボアザン星よりプリンス・ハイネルに送られた援軍の正体は何か?姿を現した剛博士が突如、健一達に銃を突きつける。獣士ジャガールの新たな作戦とは?
コメント3件
おはうち

おはうち

ハイネルへの贈り物を見せる前に場面転換、港の日吉に贈り物の正体が明かされる構成は日吉にとっての贈り物であるから上手。父と再会した日吉が模型を思わず落とすカットでショックさが伝わり、後で父親がビンタする描写とも呼応するショックさ加減。端々の父親の苦悶の表情が良い。 ジャイアントロボ 地球が静止する日』のようで癖になる。近作の『トワイライト・ウォリアーズ決戦!九龍城砦』にも通じた。岡長官は期待通りの素早さと対応を見せていた。 獣士ジャガール戦でのワンアクションをワンカットで割るスピードの速さでサクサク進んでキレがあった。超電磁コマが破壊される流れが良かった。
鈴木パンナコッタ

鈴木パンナコッタ

超電磁マシーン ボルテスV 第15話 皇帝陛下のプレゼント これまで声だけだったり名前が出てきただけだった父がついに登場して、ようやく再会できたと思わせる流れが上手い。思わず涙する健一たちに対し、冷ややかな一平が良いスパイスになっている。複数メンバーだからこその視点の相対化。 密偵なのに何も知らされずに独断行動するズールや、本国から信用されずにショックを受けるハイネルといったボアザンの面々の反応によって、まだ姿すら見せていないのにボアザン皇帝の思惑が仄めかされるのがまた面白い点。周囲のリアクションによってキャラを掘り下げていく高度なドラマ。 反面、前回14話もそうなんだけど、父と子の関係やボアザンの政治的な対立などドラマが盛り上がるほど、バトルはおざなりになっていく印象。どうしても尺の都合でサクッとやられる印象が拭えない。それでも、獣士それぞれに面白い能力があるし、作戦もきちんと立てているし、見せ場もあるので、制約の中で最大限戦っていると思う。
Keisuke

Keisuke

EDが染みる回だなあ