超電磁マシーン ボルテスVの16の情報・感想・評価

エピソード16
ファルコン壊滅の危機
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あらすじ
浜口博士を失ったビッグファルコンに、今、プリンス・ハイネルの波状攻撃が叩き付けられる。大損害を被ったボルテスVを救う左近寺博士とは何者か?
コメント2件
おはうち

おはうち

やたら一般兵が犠牲になっていく様子を執拗に見せていく。一般兵の目線からすると身動きを取れないボルテスVを救った射撃は、ちゃんと狙えと罵声を浴びせられるし、新しい指揮官の左近寺には弾を浴びせながら退路を断たれるしで、辛い現場である。相変わらず味方のオッサンが豪傑。 上半身だけで戦闘をするボルテスが珍しかった。下半身を破壊する切っ掛けを作った兵隊を有無を言わさず焼却してしまうのには苦笑い。ボルテスって合体の仕方が垂直に縦積みで合体するから構造がシンプルだな〜。左近寺のメカに強い描写、指示出しのどうやら科学者には分かる的確さの表現。見所多し。
鈴木パンナコッタ

鈴木パンナコッタ

超電磁マシーン ボルテスV 第16話 ファルコン壊滅の危機 新博士の意義を見せるために、命令系統が混乱してビッグファルコンが大損害を受けるという前フリ!しかもそれがボアザンの意図した作戦というのが恐ろしい。さらにメインコンピューターが破壊されたことで機能不全に陥るという念入りなメカ描写。このあふれるリアリティよ。ちょっとした戦争映画よりも戦争してる。 ロボ戦でも、破損した足をファルコンに戻して修理して、その間上半身だけで応戦するメカ的な運用がシビれる。合体ロボの意義が感じられるし、玩具的な楽しさもある。ギリギリの戦いを強いられる緊張感の中で、個別の人格が感じられる行動を取る職員らをまとめる指揮官の重要性が感じられる後半。ちょっと尋常でなく面白い。 あとこの回、ボアザン襲撃の前に健一とめぐみの会話が挟まれるのが良いね。戦闘時と非戦闘時の気持ちの切り替えがプロっぽい。