超電磁マシーン ボルテスVの18の情報・感想・評価

エピソード18
父よ!地球は近い!!
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あらすじ
ボルテスチームが宇宙空間に迎え撃った円盤群の正体は何か?地球を目前にボアザン星を脱出した剛博士たちは、ズールの魔の手に捕らえられてしまう。父と子が再び会える日はいつか?
コメント2件
おはうち

おはうち

Zガンダムか!?な親が籠に入れられて宇宙で人質になってドキッとするが、事前に親そっくりの偽物ロボが登場しているので通用しない。だが、トドメ寸前で息子の成長に涙を流す姿で本物と気付いて取り逃がすまでが斬新。 角がないと貴族から奴隷にされて消し炭になるハードなボアザンの世界観、中世ヨーロッパの国王のビジュアルも相まってコードギアスみ。ボアザン星外脱出の途中で散る仲間の「お世話になりました〜」の台詞にハッとする。ワープ理論をやたら詳しく説明するのが、イデオンもだが昔ならではなのか。今ならワープの一言で済むのにね。
鈴木パンナコッタ

鈴木パンナコッタ

超電磁マシーン ボルテスV 第18話 父よ!地球は近い!! これまで台詞で仄めかされるのみだったボアザン本国の内情がついに明かされる!まさかの貴族と労奴の階級闘争!貴族間の派閥争いどころではない規模の話が出てきて、一気にボルテージが上がる。侵略者から地球を守る戦いから、抑圧される民衆を解放する正義の戦いにフェーズが変わるわけで。 とうとう再会した父親が人質にとられても、以前ロボットで騙された経験からまったく躊躇わずに攻撃する剛兄弟。剛パパもノリノリで応援するし勇ましい音楽が流れるからアガるんだけど、大義のために自分を攻撃する息子を応援するって武士道を感じるよな。 ここで涙を見て本物の父だと気付くのがグッと来るんだよね。使命のため戦争のため戦いながらも、土壇場で人の心によって真実に行き着く感じ。理屈で父親を攻撃するんだけど、同時に情を持ち合わせているからこそ攻撃を止める。権謀術数をめぐらすズールとの対比。アツすぎる。