超電磁マシーン ボルテスVの33の情報・感想・評価

エピソード33
魔の細菌攻撃
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あらすじ
健一達を狙うジャンギャル将軍の新たな作戦とは何か?ボルテスVに打ち込まれた恐怖の細菌が意味するものとは…ボアザン星の血が、新たな戦いを呼ぶ。
コメント2件
おはうち

おはうち

過去の映像から検証するジャンギャルの作戦立案までの理知的さ。剛兄弟がボアザン星人の血を引いているかどうかを、ボアザン星人しか免疫を持たない細菌で攻撃する手順の踏み方。観客からは周知の情報を回りくどいが、敵があの手この手で炙り出そうとする過程が見所。 ドリオンのトゲミサイルをストリングで捌いてるカット。必殺の細菌搭載ミサイルを口内から発射する生き物臭い攻撃。地中に撃ち込まれたトゲミサイルが潜って時間差で地面から飛び出す攻撃を一度は浴びるが、二回目で克服して反撃では電磁コマで同じ攻撃をする流れ。最近の一対一では面白い部類だった。
鈴木パンナコッタ

鈴木パンナコッタ

超電磁マシーン ボルテスV 第33話 魔の細菌攻撃 前回の話を受けて、まず真実を確認するため理路整然とした説明をするジャンギャルと、受け入れがたくてもボアザン星のため作戦を承認するハイネル。感情と理屈をきちんと切り分けているし、大局を見て判断していることが分かる。言動に筋が通っているので、見てて気持ちが良い。 細菌に対する免疫の有無で出自を推し量るという、利にかなった作戦がまた見事。「それができるなら毒殺でもなんでもできるだろ」というツッコミに対して、「培養中で毒性が弱い」「本星への影響を考慮して事実確認を優先する」と言い訳を用意しているのも上手い。 敵味方の情報格差がこれまでのドラマを生んできたけど、ついにハイネルたちも剛兄弟の出自の謎を知り、両陣営が同じ方向を向く。いよいよクライマックスに突入って感じだなー