前世ニート

ひきこまり吸血姫の悶々の前世ニートのレビュー・感想・評価

ひきこまり吸血姫の悶々(2023年製作のアニメ)
2.6
期待度3(百合かと思ったけどバトル要素多め?)

⭐1話評価
 8点
⭐2話評価
 6点
⭐3話評価
 7点
⚫ここまでの評価
 Aランク ⭐3.6
⭐4話評価
 8点
⭐5話評価
 5点
⭐6話評価
 5点
⭐7話評価
 5点
⚫ここまでの評価
 Bランク ⭐2.6
⭐8話評価
 5点
⭐9話評価
 7点
⭐10話評価
 6点
⭐11話評価
 6点
⭐最終話評価
 5点

全体評価
42点

ストーリー⭐2.3
キャラクター⭐3
作画⭐2.7

最弱な主人公テラコマリが実は最強だった設定を見せる4話までの作りは素晴らしかった。
序盤のコメディタッチなノリからのシリアスな雰囲気、そのストーリーに組み込まれた伏線、その伏線がコマリの覚醒によって一気に回収されるたった4話までの作りは素晴らしい出来だった。

しかしその後の展開がまあひどい。
ネタが割れてしまったその後では特にインパクトのある話も作れず、重要な伏線回収もなければ作りこみも感じず、別に面白くもない日常コメディが繰り広げられており、バトルシーンもいかにも小物臭するような格のない敵キャラをコマリの無双能力で倒すという安っぽい「なろう」ストーリーのような展開になってしまっている。
さらに作画も酷く、勝負所のシーンやキャラクターを可愛く描くことにおいては頑張りを感じるものの、引きのシーンや顔のパーツ、その他の細かなところなんかは回を重ねていくたびに酷くなっている。

4話までが良く描けていただけに残念な作品だった。
しかしキャラクターなんかは可愛く描けている、更に最近トレンドの百合要素もあったりするのでそういったのを目的に見るのであれば悪くはない作品なのかもしれない。
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