怪異と乙女と神隠しのソメイのレビュー・感想・評価

陰惨な雰囲気を漂わせながらもどういうわけか癒し枠として君臨していた本作。
我が身に招いてしまった恐ろしい呪いを物ともしない団地妻の器量ないしダイナマイトボディに合掌。
バラエティに富んだ幾つものエピソードを寄せ集めて一冊の本に束ねていくストーリーの一体感はもとより、ページのすき間を埋めるフェチ溢れるカットに思わず心がゆるむ。
最後のオチは巻末の遊び心のようでもありパチンと弾きたくなった、GJ！
乙ちゃんの鬼気迫るお菓子のがっつきっぷりに鬼を見たよ。