ソメイさんのアニメレビュー・感想・評価

  • Filmarks
  • ソメイさんの鑑賞したアニメ
ソメイ

ソメイ

映画(7)ドラマ(2)
アニメ(193)
  • List view
  • Grid view

ひきこまり吸血姫の悶々(2023年製作のアニメ)

3.3

人の心を導いていく吸血鬼って、そうかなあ?
絶対的な力を見せられて相手が勝手に改心していってるだけな印象。
まずエンタメ戦争と謳っているように死んでもどうせ生き返る前提があるせいで生き死にのハードルが
>>続きを読む

0

魔法少女特殊戦あすか(2019年製作のアニメ)

3.5

あすかの造形が好きすぎる。
トラウマの取り扱いにしても単なる見世物では当然なく、観る側の心情にも食い込むほどのエグさ。
目を覆いたくなる直接的な表現と、精神的な苦痛を見事なまでに両立させていたとトング
>>続きを読む

0

夫婦以上、恋人未満。(2022年製作のアニメ)

3.4

人生最初の告白を過去形にさせた教育制度は恥じるべき。
自発的な恋心じゃなくて、噓っぱちな恋愛ごっこで数値を出されてもハァ?って感じよね。
制度がなければ自然に結ばれていたかもしれない恋愛の可能性を、他
>>続きを読む

0

まちカドまぞく 2丁目(2022年製作のアニメ)

3.4

メンタルに爆弾を抱えた桃さんほんと好き。
形成づけられていた言い負かす側と言い負かされる側の関係が折よく溶けて薄まっていく様子ににんまり。
シリアス展開も捨て置けなく、元々ビジュアル的に抑揚のない桃の
>>続きを読む

0

まちカドまぞく 第1期(2019年製作のアニメ)

3.4

友達に打ち明けてしまうくらいの危機感の低さそのままに安心して見られる日常アニメ。
はつらつとおどおどに揺れるバイオリズムがこうも心地いいのは世界を脅かさない性格のなせる業。
序盤こそ生活苦の描写が多く
>>続きを読む

0

ハンドレッド(2016年製作のアニメ)

3.1

スケベイベントの勢いよ、スケベイベントからの切り替えの勢いよ。
キャラクターの本来的なポジション以上に展開が振れることがなく、真っ当にやることやって片付いた印象。
唯一身分を隠して最後に美味しいとこを
>>続きを読む

0

お兄ちゃんはおしまい!(2023年製作のアニメ)

3.7

中学生が口にする友達って言葉の輝き、好きだなー!
いつぞやの保健体育みたいな退屈なノリを早々に払しょくし、学校に通い始めてからが本領。
まひろがあっという間に中心にいる納得感も外しておらず、みよちゃん
>>続きを読む

0

俺、ツインテールになります。(2014年製作のアニメ)

3.2

金言名言飛び交う最初で最後のツインテール、いやツインテール愛アニメ。
その弱すぎる属性に人生懸けてるのが誇らしく、属性愛が引き起こす矛盾性に抗うアプローチも面白い。
こっちが突っ込みたいことや言いたい
>>続きを読む

0

AKIBA'S TRIP -THE ANIMATION-(2017年製作のアニメ)

3.5

ヒロインみんな無地の白パンだなんて信じられない。
マヨが何かと外野ポジに追いやられてるが、なんかそれが良い。
ツンツンもベタベタもし過ぎない、人知れずムッとしてる様相と相まってキュンとするんだよな。
>>続きを読む

0

世界征服~謀略のズヴィズダー~(2014年製作のアニメ)

3.2

掲げる理想は一丁前に行動はすごい暴挙的。
征服って言うからにはそれで良いんだけど、そのくせ喫煙者を淘汰する回では最終的に煙に巻くという世間への配慮が目についてこのがっかり感が個人的に尾を引いた。
理想
>>続きを読む

0

トモちゃんは女の子!(2023年製作のアニメ)

3.3

不意打ちのキスシーン最高っしょ!
男と男の決着こそがすべてだったのか、ある種のプライドや理想が邪魔していたのか。
今の関係を壊すことを望んでいるかという問いかけに対して、今の関係に好きを足しただけとい
>>続きを読む

0

戦×恋(ヴァルラヴ)(2019年製作のアニメ)

2.7

味方陣営が淫らな行為で動いてるのに対して、敵陣営が情報を握って戦略的に動いてるのどうなのよ。
冴えない主人公に辛辣な言葉をぶつける割に悲壮感を払しょくするに至らない男女の交合。
変身しちゃうとそれまで
>>続きを読む

0

江戸前エルフ(2023年製作のアニメ)

3.3

400年と神様の歴史としては浅く、それでも日本の歴史や文化に造詣が深い、そんな親しみやすい加減が作品から伝わってくるのが素敵ね。
もはやファンタジーを感じさせない日常への浸透ぷりはもちろん、小糸や住民
>>続きを読む

0

絶対防衛レヴィアタン(2013年製作のアニメ)

3.0

縁もゆかりもない3人が打ち解けていく様子が微笑ましい。
みんな表情が乏しいのもあって、えっこの世界の危機だったの!と声を上げたくなるほど。
キャラ同士の関係性に意識が向いてるうちに、いつの間にかパーテ
>>続きを読む

0

六道の悪女たち(2023年製作のアニメ)

3.4

六道を好く理由が呪いってとこが痛いけど、ストーリーは抜群に面白かった!
半ば押し付けられた、決して理想的ではない居場所で真に好かれている訳ではないからこその安堵なき怖さ。
守る守られるという単純な関係
>>続きを読む

0

セイクリッドセブン(2011年製作のアニメ)

2.8

スタイリッシュならぬストーニッシュ(?)なノリを期待してみれば圧巻の無感動ぶり。
プロットありきの感情の変容が透けて見えてしまい、キャラクターの生き様にちっともライブ感を感じない。
私の意思をあなたに
>>続きを読む

0

れでぃ×ばと!(2010年製作のアニメ)

3.1

なかなか残酷なダブルヒロインものというか、フレイムハート以外応援する理由がねえな。
青春時代の未成熟さが伴う楽しさ然り、何十年後かに落ち着いた感じになって二度美味しそうなのはドリル。
傍観者として他者
>>続きを読む

0

ULTRAMAN FINALシーズン(2023年製作のアニメ)

3.4

どれだけ善意で動いても認められないどころか悪意を向けられる息苦しさ。
不穏さとワクワクさが見え隠れする緊迫感のなか、ウルトラマン信仰という面白ワードが独り歩きしていくさまが滑稽にして罪深い。
作中にと
>>続きを読む

0

ULTRAMAN シーズン2(2022年製作のアニメ)

3.4

見たかったのはこれだ!
威勢のいいテンポ、キャラの転がし方、一本道のストーリー。
無駄な寄り道をせず各バトルの決着ですらクールタイムを排除した潔さ、まさに濃厚な一日間!
これだけいても真のウルトラマン
>>続きを読む

0

ULTRAMAN シーズン1(2019年製作のアニメ)

3.1

最初のベムラーとのバトルをピークに冷静に事が運んでいった感じか。
ヒーローの在り方に終始した王道の道程ながら物語自体はすごい低体温。
落ち着いたトーンのなかで描かれる葛藤がある意味ではアメコミと差別化
>>続きを読む

0

ささめきこと(2009年製作のアニメ)

3.2

可愛い女子が好きな女の子らしい女子と、可愛い女子が好きな女子のお話。
一人は胸の奥の、一人は気づきに寄せて、メイン2人の心情だけは脚色されず描かれているのが良い。
燃えるような、燃えていいような恋では
>>続きを読む

0

ポールプリンセス!!(2022年製作のアニメ)

3.3

なんの信用もないいよいよ本番ねwに足がすくむ感覚はあったけど、この堂々たる演舞よ。
四季を思わせる4人でのプラネタリウムの初パフォーマンス。
小っ恥ずかしいくらい性格が映し出されてるのもあって、とても
>>続きを読む

0

SAND LAND: THE SERIES(2024年製作のアニメ)

3.2

まさかパーティーの過半数がジジイとは。
有能3人にして足を引っ張るキャラがいないストーリーの乗り心地が抜群。
土と水の二色の世界にアンが加わることでぐっと絵が華やかになるのも良かった。
展開としては予
>>続きを読む

0

ラーメン赤猫(2024年製作のアニメ)

3.3

キュートな猫たちに癒されようと見てみれば珠ちゃんに癒されてた。
自ら可笑しさを提供するでもなく、何かおかしいですか?と言わんばかりに平然たる物腰で描き切るスタンスや良し。
それでも人間関係のいざこざや
>>続きを読む

0

新米オッサン冒険者、最強パーティに死ぬほど鍛えられて無敵になる。(2024年製作のアニメ)

3.3

バニーアンジェリカをありがとう😭
アンジェリカは如何にしてヒロインに成り上がったのか。
プライドも身分もかなぐり捨て、華奢な身体に纏うのは努力と意地で形成された本物の強さ。
おっさん特有の無神経さがそ
>>続きを読む

0

狼と香辛料 MERCHANT MEETS THE WISE WOLF(2024年製作のアニメ)

3.2

青春時代に見た十何年前のシリーズを回顧したくなるくらいにはサッパリしてたかなあ。
全体的に二人きりの穏やかな時間が少ないし、この長い旅でのかけがえのないパートナーに繋がるような情緒に至らない。
ホロの
>>続きを読む

0

異世界失格(2024年製作のアニメ)

3.3

同じ毒でも味のしないつまらない毒と淀んだ毒とがアイロニカルに描かれているのが痛快。
自分を見て欲しいと希求する誰かの物語を綴り、誰かしらが享受することで作品になる構図も美しかった。
文学という題材に反
>>続きを読む

0

ダークギャザリング(2023年製作のアニメ)

3.8

夜宵ちゃんは止まらねえ!
狂おしいほどの殺意の高さに怖いもの知らずを超越した闘争心で立ち向かう。
まるで大人になったら復讐の念が消えてしまうのを悟っているかのような生き急ぎっぷり。
それが危うさとも直
>>続きを読む

0

僕の妻は感情がない(2024年製作のアニメ)

3.3

スーパーミーナの語感好き。
ミーナちゃんの無感情に反してこちらは色々な感情が芽生える次第。
一方的に尽くし、主人の思考に合わせてアップデートしていく特殊な身の処し方。
感情がないことを承知のうえで相手
>>続きを読む

0

UZUMAKI: Animated TV Series(2024年製作のアニメ)

3.2

渦巻き一つでこうも気持ち悪い空間を生み出せるとは。
棒状の人間が形を歪めて渦巻きに飲み込まれていく光景が芸術にしてグロテスク。
渦巻きに囚われることよりも、家族に縛られてることが息苦しさを加速させてた
>>続きを読む

0

俺は全てを【パリイ】する〜逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい〜(2024年製作のアニメ)

3.2

勘違い系でここまで周りが乗ってくれると嬉しいな。
インフレするすっとぼけ具合に負けじとお膳立ても仕上がっていった感じ。
相手の攻撃を見切る美しさはなくとも、愚直な姿勢でぶつかってこそ生まれる気持ちの良
>>続きを読む

0

村井の恋(2024年製作のアニメ)

3.4

現代の鳥獣戯画と呼ぶにふさわしい、滑稽な恋愛社会を戯画化したアニメーションで綴った傑作。
食わせ者に見えて実は純粋な村井の姿勢が、先生の視点を通じて面白おかしく共有されていく道程が楽しい。
やがて村井
>>続きを読む

0

絆のアリル セカンドシーズン(2023年製作のアニメ)

3.1

断言できる、私たちが見たかったのはこれじゃない。
とにかくクオンの扱いがひどい、一歩目を踏ませるだけ踏ませてあとはそっちのけな有り様。
自分を見失わせない存在という一貫したテーマにおいて一番のキーキャ
>>続きを読む

0

絆のアリル(2023年製作のアニメ)

3.3

驚異のビジュアルギャル率に怯むなかれ、内面とのギャップが良し。
持って生まれたもの、磨き上げたもの、他者から引き出されたもの。
個性一つとっても多様な、そして不思議な茶目っ気で味付けされたストーリーに
>>続きを読む

0

VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた(2024年製作のアニメ)

2.9

思いつく限りのバズワードをふんだんにぶち込んだ結果オリジナリティは行方知らず。
アニメに脚色したVストーリーとして楽しもうにもVtuberの愛おしいと思う部分が根こそぎ削がれてたなって。
本当の自分を
>>続きを読む

0

モブから始まる探索英雄譚(2024年製作のアニメ)

3.0

これぞ時価10億のエール!
自慢の装備も𠮟咤と激励で二度美味しい、新感覚ご褒美アニメ。
サーバント同士でコミュニケーションを取っているのが愛らしく、やりとりがニコイチになっていく過程が楽しい。
もはや
>>続きを読む

0