いやもう面白かった!
スナックの尺度にあった会話もだけど、やっぱりその場楽しい雑な雰囲気がよろしい。
ときに卑怯な手も使いながら、カウンターを挟んだワンシチュでよくやり切ったなと。
森田を相手にしてい>>続きを読む
本作の行動燃料は誇っていい。
どんな形であれ一途さが展開を揺らすほどに純度の高いエモーション。
結果的に相手を振り向かせられたのは一夜(と真宝)だけなのも二人の伝承に閉じていて乙かなと。
強いて言えば>>続きを読む
ずっとすっとぼけたこと言ってる姫様は何とかならんのか。
覚悟があるのかないのかはっきりしないわ、自分を下げては勇者の想いを焚きつけるような、やってることがお膳立て染みていて不愉快。
今この形勢で初めて>>続きを読む
シエルいつもありがとう。
当たり前に与えられる優しさ、対価に支払われる報酬をうんと噛みしめられる。
皆が察せられるくらいには生きることに臆病になっている彼女の有り様。
そんな悲哀感がウソのように浄化さ>>続きを読む
なんというか左手で書いたような実のない脚本。
そういうコンセプトなのもかもしれないけど、いい大人が上手に世渡りするだけで本腰入れて見させるだけの見所はなかった。
ヒロインたちの役どころも佐々木によって>>続きを読む
5枚エクスハンドかっちょえ!
一期の活力にあふれたテイストは失われて全体的にしんみりとした続き。
御伽話とクロスさせながら、このキャラにこの能力ありという落とし込み方は実に良かった。
ストーリー先行的>>続きを読む
スタイリッシュな雰囲気漂う能力系スパイアクションと来た。
能力を純粋に駆使してどうこうというより、能力を盾に随分無茶やってんなーと。
バトルよりも街の景観を壊さんばかりの被害模様の方がよっぽど派手だけ>>続きを読む
動物と触れ合う家族、遊園地ではしゃぐ子供たち、コンビニの店員ちゃんとの他愛ないやりとり。
主人公の背景に馴染むそんな日常の一コマに惹かれていたが、途中からピントが合わなくなった。
というかパンダどこい>>続きを読む
なろうの最終兵器とはよく言ったものだが、これはなろうの成れの果てとでも言おうか。
即死チートをかざしながら残忍さのカケラもなくただただ無機質。
そのうえで成り立っているストーリーに倫理観が迷子になるも>>続きを読む
レベル上げ以外無頓着に見えて、時折見栄を張ったりムキになったりと人並の愛嬌がグー。
尤もそんな可愛げに撃ち抜かれたとかそういうワケではなく、基本はマイペースな奇天烈ぶりをフフッと見守る感じ。
レベル9>>続きを読む
冒頭滑り倒してた時はどうなることかと危惧したけど、終わってみれば満足度は高い。
天使だの悪魔だのの論点で貶めてるのが滑稽にすら思える恋は盲目っぷり。
阿久津にしろ天音にしろ、あのときの出来事やセリフを>>続きを読む
こんなに首チョンパが当てにならない作品も早々ないぞ。
序盤は磨かれた異質・異常なキャラクター模様に圧倒されワクワクが止まらなかった。
とくにアルテマティア初戦は考えうる唯一の勝ち筋にアプローチしていて>>続きを読む
どんな手を使おうが吐かせたもん勝ちだわなー。
当初こそネタが食いつぶされていく様子にハラハラもしたけど、日常イベントも有りになってからうんと見やすくなった。
魔王軍のやさしさや親しみやすさの根源が魔王>>続きを読む
ストーリー構成、各章のコンパクトさ、切り札へのフロー、どれを取っても抜群に好み。
脅威としてある魔女観念の滲ませ方が心地良くすらあり、「魔女の○○」というワードの強さに身震いするほど。
アシャフの献身>>続きを読む
個人的に目がない複数転移、度外れた修行パート、非チートな希少能力。
面白い題材は揃っていたはずなのにスズネがタイトルを口にしたとき、えぇーっ!?て声が出た。
その程度のことかいと。その程度なりを楽しめ>>続きを読む
すごい、どんどんギャルが、道産子ギャルが、道産子黒髪清楚系ギャルが好きになっていく。
芋っぽい喋り方に汗っかき、休日はヒトカラやゲームに勤しむ内向っぷり。
ギャル×冴えない男子の組み合わせに慣れ過ぎた>>続きを読む
うーん、言語化できない受け付けなさ。
あれこれ思考するのはいいんだけど、その見た目でやられてもなみたいな。
種の存続なる長期的なテーマを扱って、さらには同い年の何人かに種を蒔いておきながら10年、20>>続きを読む
これは3週目の貫禄。
というのは半分本気で、これがただのやり直しでは二の舞を演じない努力をするだけの話。
仮に医者を目指していたところで賭けには負けていた未来。(多分賭けにもならない)
3週目の世界で>>続きを読む
地球が滅ぶのを阻止するためにモー大陸を先に滅ぼそうというコペルニクス的発想に笑うしかない。
一万年という魅力的なフレーズに乗せた記憶の想いに見合わない粗末なラスト。
エドとキャサリンはこの先どの面下げ>>続きを読む
はっきり言ってこんなの案出しのレベルでしょ。
ストーリーもキャラクターも全然肉づけされてない。
主人公に敢えてタンクを据えたのも敵の出方とか攻撃を一旦うかがえる書き手の扱いやすさと勘繰ってしまう。
タ>>続きを読む
流石に対象年齢が。。
みんな誠実ではあるけど、なんか有言不実行じゃない?
絶対とか、ずっととか、何があってもとか、強い言葉を押し出してる割にひまりが居なかったら崩壊してるじゃんって。
葵が御守様になっ>>続きを読む
ヒロインとも言い難い2人の女性の立ち位置が魅力的。
10年という月日で培ってきた信頼感と誠実さ、そして夢に価値を与えてくれる存在。
ストーリーのテンポも堅実そのもので冒険者を生業とする一人の青年の生き>>続きを読む
見るに堪えないシーンもあれど、趣味モノ作品の形として「日常の中にある麻雀」を貫いていて楽しめた。
雀卓の上で食事もするし、絵も描くしというテーブルを囲む生活の一体感らしさは本作ならでは。
麻雀に真剣だ>>続きを読む
触れる、というアクションにどうしたって目が行くのがズルい。
おまけに接触が偽りない言葉を生むので余計な雑音のない心象風景が味わえる。
自分だけ魔法使いであることの後ろめたさ、拗らせてるがゆえの葛藤もし>>続きを読む
ギャル設定が意外と良くて、二人が泣きじゃくりながら抱き合うシーンは妙にグッと来た。
彼も無意識にか、ちゃんと弱々しさから卒業して自信を持てるようになったのは素敵なこと。
傍から見ればたかがでも本人にす>>続きを読む
いやあ、もっと華々しい冒険モノを想像してた。
形は違えどどいつもこいつも二重人格染みていて不気味この上ない。
唯一の良心であるところの主人公くんは道中ほぼ良いとこなし。
最後の最期に無自覚に奇跡を起こ>>続きを読む
クルルシファーとルクスくんの語感が良過ぎる。
名前も知らないモブキャラたちがルクスくんと呼ぶたびに心躍るものがある境地。
人当たりがよく見た目も可愛らしいルクスくんを困らせるのにお誂え向きの女性キャラ>>続きを読む
うーむ、なんともジレンマ甚だしい。
シビアな戦況に身を置いていたはずが、世界が反転したことによって安全圏に追いやられた感覚。
少年たちは覚悟や失意に真っ向から向き合ってるのに真実がそれをかき消してしま>>続きを読む
メガネが超絶可愛い女の子からメガネを取り上げて愛でる悪魔の所業。
学生時代、登校するなり一言目の挨拶でその日のテンションが左右されるあの感じを、メガネというアイテム(というより三重さんのうっかり)に翻>>続きを読む
掲げているテーマの小っ恥ずかしさあれ、絆の鎖が目に見える小っ恥ずかしさ。
そして一度は裏切ってしまった仲間への漠然とした負い目とが襲い掛かってきてなんともむずがゆい感覚。
爆弾の当人でありまだ幼いシャ>>続きを読む
一期と打って変わって王道を行ってる!
世界救済から目を逸らして目の前の失意やヒロイン救済に向き合っている間は見やすさも見応えもあった。
でもやっぱり希望が絶望に変わった瞬間も驚き以上には感情が動かず。>>続きを読む
これは悪い夢か、長いハイライトを見てるよう。
きっと本作で見せたいものをやってくれてるんだろうけど、展開のスピーディさについていけず。
感情移入する余地もないので、結果誰が何に感泣しているのかよく分か>>続きを読む
嘘松的なノリをラブコメに昇華した傑作。
末裔という不思議な設定が躍り出るでもなく、それでいて二人の間で共有されていく心地よさ。
社会人ならではの慎ましやかな恋愛模様が作品のカラーにとても合っていたなと>>続きを読む
ラストシーンに限らず、復讐を肯定できる道理を胸底に秘めてるのが良いですな。
死への冒涜的な描写もハマっていたし、ナンセンスな科学とナンセンスな魔法がぶつかり合うバトルも奇抜で面白かった。
ただ局面がガ>>続きを読む
男子なら一度はしたことがある妄想をあらぬ方向に飛躍させた困惑作。
初っ端にクライマックスを目の当たりにして、そこからインパクトもキャラクターも落ちるばかり。
引くほど下品な犬飼さんの愛情表現にはお前が>>続きを読む
うーん、キャラクターは可愛いけどストーリーは平凡。
設定こそ今風であれ、ラブコメのアップデートらしさは感じられず。
お色気も思いのほか控えめで、性癖を歪めるほどではない加減は今となっては嬉しくすら思え>>続きを読む