エピソード22
王子になったミト王子
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あらすじ
ミト王子一行は、イプロン系一医学の発達したガルシア星の、山奥の高原へやって来た。そこで王子は、ドブルという老人に王子になってほしいと頼まれる。話を聞くと、サーシャという童話の世界の王子様に憧れる優しい少女が、原因不明の病気で倒れ、王子様に会いたいとあちこちの国の王子に手紙を書きまくっているのだという。ここは医学の発達した国ではあるが、大病院は儲けることしか考えず、大金の用意できなかったサーシャは病院から放り出されてしまったのだ。ドブルの話に感動した王子は、王子のフリをしてサーシャに会うことを快諾。サーシャも大喜びで王子と散歩に出かけるが、彼女はドブルが自分のために仕組んだことだと見抜きながら、その厚意を無にしないように振舞っていた。ドブルは、本来は医者なのだが、治療費値上げを反対したために医療庁に医師免許を取上げられた身の上であった。医療庁のバルサ長官は、値上げ反対を唱えるすべての医師の裏にはドブルがいるものと思い込み、ドブルを逮捕しようと行動を起こした。それを止める王子にロボットで刃向かうバルサ。ダイオージャに乗り込み、バルサのロボットを電光雷鳴剣で倒す王子を見て、ドブルは初めて本物の王子に王子の演技を強いたことに気付く。そんなドブルに、王子は医療庁長官に就任することを望むのだった。
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