maron21

本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられませんのmaron21のレビュー・感想・評価

3.9
記録用
数ある異世界系の中でも少し独特な変わった切り口の話を展開するんだだなと思った記憶がある。
確か主人公は幼い子供(女の子)の体に憑依する形で転生するんですが、そこから普段の異世界系の流れでは前世の記憶を活かして無双!( *¯ ꒳¯*)みたいな流れが一般的というかもう蔓延ってると思うんですよ。んで、周りの人間はただの秀才、神童が生まれたとして喜んだり自分の子供を自慢したり、誇りに思ったりとまぁそんな感じの流れなわけです。

でも、このアニメはその流れに待ったをかけるんですよ。主人公の元々の女の子(転生前で転生後は人格が多分もう残ってない)の幼なじみだった男の子が違和感に明確に気づいて「おまえだれだよ、出てけよ」って主人公を問い詰めるんですよ!!そんな流れを進めて、そこを乗り越えてくような話なんて今までそうあったでしょうか。この点にすごい興味が湧いて、あぁ面白いな。量産型の中にもこうやって1つ周りと違ったものを持ってるアニメは強いなって思ったのを覚えています。
maron21

maron21