む

PLUTOのむのネタバレレビュー・内容・結末

PLUTO(2023年製作のアニメ)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

浦沢直樹×手塚治虫、そりゃ面白いよね。途中少し中だるみしたのでもう少し短くても良かった気はするけど、基本無駄な描写がなくてすごかった。
ほんと、現実世界においても、戦争をしても良い、人を殺しても良い、といったような某国の大義名分ってなんなんだろうね。人を、ロボットを殺していい理由なんてない。そこからはなにも生まれない。
心のことを「あたたかい」「つめたい」と温度で表現するけど、ロボットにも心が宿ったとき、本当にあたたかくなったのかな。あまり感想がまとまらないけど、すごい良い作品でした。もう一回ゆっくり見ます。

追記
基本的に国や地域の名前は実在する名前を使っているのに、「ペルシア王国」と「トラキア合衆国」だけ、架空の名前を使っている。ほぼどの国のことを言ってるのかは分かるようなものだけど。大量破壊兵器がロボットに置き換えられただけで、ほとんど現実世界の歴史が語られていたからこそ、架空の国名を使ってるのが皮肉に感じて、すごく印象に残った。
む