原作未読。
はじめの方は面白くみてたのにだんだん酷くなってくる。
MONSTERの時も感じだけど、浦沢直樹はあんまり多彩さとか起伏のある物語を作れる人ではなくて、それを誤魔化すために世界のあちこちを舞台にしているんじゃないのか？て思う。回りくどいし。
憎しみからは何も生まれない、って言葉が最後の方で繰り返されるんだけど、そこから生まれる芸術や愉しみはあると思うし、それを楽しむだけの豊かさを人間は持ちえている生き物と思う。個体差はあるけれども。
また、逆にそれを取り去ることができてしまったら、対極にある愛情もぼんやりしてしまうもんだろう。
