「こんな時期にロシアの作品とな！？」と、アニメ化が決まった頃は、逆風が吹きました。
ロシアとウクライナの戦争が続く中でのアニメ化。ロシアがタブー視される風潮がいまも続きます。
しかし実態のロシア人はあったかいんです。私もYouTubeのアニメ動画でロシアの方からコメントを頂いたのですが、とても暖かい印象を受けました。
みなもと太郎先生の「風雲児たち」では、残虐行為に及ぶロシア人と付き合う大黒屋光太夫(こうだゆう)の姿が描かれました。ロシア人にあるのは強烈な利害関係。味方には優しいが、敵にはまるで容赦しない。おそロシア。かつて日本に来たプチャーチンは武士道の人でしたが、彼の後任で来たムラヴィヨフは日本に対し高圧的な態度を取りました。
文化の違い、ロシア人の気質の問題、まあいろいろありますね⋯
アニメの制作裏を描いたレポ漫画を見て、制作スタッフの意気込みが見えてきました。
アーリャさん可愛い！お嬢さまキャラめっちゃ好み！刺さる！
上坂すみれさんは大学でロシア研究をした声優さんです。しかし、そんな人でもロシア語の発音は難しい⋯
キリル文字に関しては、ローマ字に慣れた者を突き落とす初見殺しみたいな小文字があり、ムツカシイ⋯けど覚えちゃえば、看板の文字は読めるようになるそう。
「今なら専用のポーチ付きー」。コレがロシア語発音のコツだそうで。ロシアの先生からシャドーイングするしか、上達の道はなさそうですな。
とにかく、日本とロシアの、真なる友好を願ってやみません。アーメン。
