このレビューはネタバレを含みます
アドマイヤベガの話も一緒に盛り込んだせいで最後がとっ散らかってしまった印象、基本的にハイクオリティな作品だったので余計そこが惜しく感じる。とはいえアドマイヤベガから妹の話を削るとアイデンティティがほぼ無くなるから仕方がなかったのかな…
1話と2話は120点。言うことなし。最高の起承。
3話は箸休め回なので特に言うことなし。
問題は4話。
主人公が念願のG1初勝利を掴もうとしているそのラストスパートの直前で、アドマイヤベガが抱える問題の解決シーンを心象風景を使って挟むせいでレースがぶつ切りになって観てる側のテンションがリセットされてしまう。
溜め(ダービーの負け)が素晴らしかったのだから菊花賞はもっと気持ちいい勝利の絵が欲しかった。
そもそもアプリの育成シナリオでじっくりやったストーリーラインを4話構成のアニメのサブストーリーに据えるのは無理があったと思う。