シーズン1、2を観た感想。
経験者と未経験者が混在しやすく才能の差が顕著に出やすい吹奏楽部における、大人としては経験不足で未熟だけど色々と周りが見え始める多感な高校生部員が抱える悩み、葛藤、挫折が描かれていて、中高でバリバリの運動部だった自分にはすごく刺さった。でも誰しも共感できるところはあるんじゃないかな。
個人的に、主人公の久美子役を務める黒沢ともよさんの演技には、アニメ特有のわざとらしい抑揚がなく、何ならちょっとぶっきらぼうな感じがしていてすごく好きで、それがこのアニメにリアリティをもたらしているんだと思う。でも、だからこそ気持ちが大きく揺さぶられて声に感情が乗る時には、それをすんなりと受け入れることができるし、思わず感情移入してしまうだなあと。
