第一話
全体を通して彩度を落とした画面作り。前作までとは違いアダルトなトーンで進行していく※声優の演技もアニメ的に誇張した演技でなく自然に近く意識している部分が所々に見える
-主人公が高坂麗奈と2人のみで会話するシーンは全て夕暮れであり、2人の関係、物語の終焉を予感させる。
お互いに肩を突く、突き返すの演技は見事で、不器用な高坂麗奈とそれを全て理解している黄前久美子という構図が一目で分かる。
また、新たな登場人物が初めて現れるショットの直前には、日の暮れた夜に一番星が輝くカットが挿入されており、これは『死』を予感させる。
-新歓の演奏として挿入歌 星野源の「恋」というのも今作のテーマを象徴していて良い
