このレビューはネタバレを含みます
ゴールド金賞。
これがずっと聴きたかったに尽きる。
長編シリーズ、これ以上ないクライマックス。
響けユーフォニアム3、全話観ました。
全13話、あっという間なようで、大変長い物語を観たような濃密さ。
これ管理職アニメか!?って感じ、中間管理職やってた頃の苦さも相まって、ぐええとなったりしたけど、本当に楽しめた。
関西大会の久美子の演説、再オーディション、そして最終話のコンクールの演奏、どれも泣いてしまった。
そしてラストシーン。久美子やキャラクターたちの人生はまだ続くのだと、どこか希望を感じた。
構成上、演奏シーンがかなり割愛されていて、物足りなさはあったけど、最終話で払拭されてしまった。息止めながら、聞いてた。
努力をすれば、何事にも、理不尽なことも、困難すぎる壁もある。そして必ずしも報われはしないけれど、得難い価値がそこにはあるのだと。
学生生活は10年以上も前だけれど、私も頑張りたくなるアニメでした。
響けユーフォニアムは、昨年春にアマプラ配信されてからハマった。アンコン編を映画館で観れたりリバイバル上映で2年生編を映画館で観たり、そして何より3期をリアルタイムで拝聴できて良かった。
京都アニメーションさんの素晴らしいクオリティをはじめ、素晴らしい映像体験をありがとう。
完結したけれど、また何かしらの機会で響けユーフォニアムシリーズを楽しめたらという願いを込めて。
アニメ頭から見直そう。
そして原作もまとめ買いしよう。
ちなみに、真由ちゃんと奏ちゃんが、人間臭くってとても好きです。
声優の黒沢ともよさんの演技もすごかった。