舟を編むの11の情報・感想・評価

エピソード11
拍手:9回
あらすじ
馬締と荒木は大渡海の刷り出しを手に、松本の自宅を訪れた。嬉しそうに紙に触れる松本。 しかし松本は告白する。食道に癌が見つかったのだ......。 そして初春を迎えた頃、とうとう『大渡海』の完成が目前に迫る。そんななか、編集部の電話が鳴り響く。 それは、松本の死を知らせるものだった―――。 『大渡海』は完成し、華やかなパーティが開かれた。そんななか、荒木が取り出した手紙を読んだ馬締は涙を流す。 そこには、松本からの感謝の言葉が綴られていたのだ―――。 そして......桜舞う春の日。馬締と香具矢が歩いている。馬締は、松本の言葉をかみしめながら、辞書作りについて思い巡らせている。 「僕らはくり返し、舟を編む」 香具矢としっかり手を繋ぎ、馬締は歩み続けるのだった―――。
コメント2件
流之助

流之助

このコメントはネタバレを含みます

決して自分の代で完成することなく、次の世代へと繋いでいくものだから、限りある命の限り伝えるべきものを伝えていかなきゃならんのかもしれん。 松本先生はそれを言葉で、言葉の力を信じて命の限り仕事をやってくれたんだって思った。
きよひ

きよひ

このコメントはネタバレを含みます

最後のシーンは涙腺が決壊します。5点