おもしろーい!
恋愛以前のコミュニケーションと寄り添いの話だー!特に最新第4話、凄すぎて2回見た。
傷つきを恐れすぎたこの1億総コミュ障時代で、こんなにも優しく人と人とが互いの目を合わせられるようになるまでの過程を描くアニメがあることが救いです。
⚪︎気づいたこと
袴田先輩の口調が浮いてるのは、敢えてのデフォルメだと推察します。主要キャスト陣の演技が素晴らしすぎるからってのはもちろん、もはや主人公性とかに対してのカウンター意識すら感じます。我々ストーリーズネイティブたちにとって、自分は自分の人生の主人公ではないと容易に気づけてしまうマルチバース的感覚はなかなか理解されないけど、卑屈とかではなくてまじで普通に存在してて。実は主人公及び主人公的精神性なんてとっくの昔にどこにも既に存在してなくて、架空偶像であり、フィクションで。という時代性が、本アニメでは強調されてる気がします。
全員が自分がモブでなにかしらの敗北者で弱者であることを知ってしまってる。でもそれがなんとなくの2024年のヒューマニティだから。以前よりずっと多くの人に素直に届く、のでは?
都合良いエロ展開は、目を瞑ってます。