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餓狼伝:The Way of the Lone Wolfのつぐのネタバレレビュー・内容・結末

餓狼伝:The Way of the Lone Wolf(2024年製作のアニメ)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

最終話を見ました。

7話ラストから最終8話の決着にかけての3人のやりとり、最高でした。
ここは板垣版のピークと遜色ない面白さを感じた。

ただ正直なところ実写の格闘技に興味がない人には格闘シーンは地味めだろうし、蠱毒までは新生藤巻のキャラを掘り下げるための添え物にしかなっていない感があるので、夢枕獏版(原作)と板垣版を読んできた人じゃないと終盤盛り上がりきれないかもしれないなぁと思いつつ、どちらも好きな自分にはぶっ刺さったのでスコア+0.5。
不定期に見直す作品の一つになりそう。

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最終話手前まで見た感想です。

ストーカー気質迷惑系格闘家藤巻十三からストーカー成分と迷惑成分を取り除いた藤巻十三を主役に再構築されたリブート版餓狼伝。

冴子、姫川、藤巻の関係性も藤巻からの一方的なものではなくなっているのが面白い。
最終話、北辰館トーナメントに乱入した藤巻vs姫川、原作通りになるかそれとも… 今から見るのが楽しみです。

格闘シーンは人間の動きを取り入れているのかな?一部を除いて人間に可能な動きで表現されているので積極的に攻め合う総合格闘技のような趣です
所々で入るタメのシーンで登場人物の感情を表現していて、原作夢枕獏氏の文章を読んでいるよう。

藤巻視点でのストーリーだから仕方ないのだけど、個人的餓狼伝ベストバウトの丹波vs堤が1カットで終了していたのは悲しかったw
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