千歳くんはラムネ瓶のなかの10の情報・感想・評価

エピソード10
悠な月
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あらすじ
特別がゆえに、何でも持っているがゆえに、何も持っていない。そんなふうにかつての自分を振り返る悠月は、朔と過ごすうちに、自身もまた"美しく"生きてみたいと願うようになっていた。そんな彼女が、一人で下校することを選んだ帰り道。図ったように待ち構えていた柳下に対して、悠月は毅然とした態度で向かい合う。脅しにも暴力にも屈しはしない——千歳朔に見た生き様が、芽生えた想いが、悠月を奮い立たせる。 しかし、柳下の毒牙は容赦なく悠月を追い込んで……。