ほよぺん

迷家‐マヨイガ‐のほよぺんのネタバレレビュー・内容・結末

迷家‐マヨイガ‐(2016年製作のアニメ)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

あらすじ等の事前知識0、「なんか殺し合いが始まりそうな雰囲気だな」程度の印象で視聴開始。
デスゲームでもサスペンスでもなくホラーでしたが、ストーリーは面白かったです。
しかし、最後まで深掘りされないキャラの過去や「トラウマを克服していると言う点ではどちらも同じなのでは?」という疑問など、細かい点で不完全燃焼になる作品でした。
てっきり原作ゲームがあるのかと思ったくらいです。
このアニメは原作ゲームのエンディングの1つで、他ルートで他のキャラの深掘りがあるのかと…。

最大の不満点はキャラの多さです。
1クールのオリジナルアニメで30人も登場させた理由がわかりません。
主要メンバーだけでも話は回ったのではないでしょうか?
地獄の業火やニャンタのように過去が開示されて、「そりゃ人生やり直したくもなるわ…」って思ったキャラが村から出ることを選択したのにはくる物がありました。
そういうキャラだけ登場させればよかったんじゃないですかね…。
ただ、情報が多く開示されたキャラに関しては、見返すことで心境を考察し、初見とは違った印象で見ることができます。
噛めばある程度は味が出るキャラもいます。

一方、謎の発生と解決が頻繁に起こるので、視聴中は退屈しませんでした。
ストーリー自体は面白かったです。

結論、ストーリーが良かったからこそ、もう少し何とかできなかったのかと思ってしまう作品でした。
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