tatsuya

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ 第2期のtatsuyaのレビュー・感想・評価

2.9
ガンダム版新撰組ストーリー


とても面白かった
戦闘シーンにはほとんどCGエフェクトを使っていないけど、それはそれで良い味が出ている。

時代に翻弄された子供達が、命の華を燃やし、散らしていく様は、見ていて新撰組の要素を感じた。

戦うことしか知らない鉄華団が、徐々に勢力を増やし、世間から英雄視されてから一転、反逆者扱いされ、糾弾される。
クライマックスは、リーダーが不在の中絶望的な戦いに挑む中、ガンダムバルバトスが悪魔のように扱われ、最後には討たれて首を掲げられる

今までにないガンダムの描き方
権力争いに巻き込まれ、天国と地獄を味わうことになる鉄華団のメンバー
マクギリスのとの共同戦線と、残酷な最後
イオクは愚直ながら部下を思い、最後までついていく人達がいたけど、マクギリスにはもう誰もついてこなかった。
バエルの力に固執し、最後は単騎でアリアンロッドに特攻

各勢力の思惑もはっきり分かりやすく、だからこそ、オルガの、孤児達の居場所を作りたいだけの素朴な想いとは裏腹に、思ってない方向へ進まされてしまい、利用されてしまう鉄華団が不憫でならない
tatsuya

tatsuya