映画ケーン

甘城ブリリアントパークの映画ケーンのレビュー・感想・評価

甘城ブリリアントパーク(2014年製作のアニメ)
3.5
もう物語の導入は何でも良いのか。
訳も分からん女にいきなりデートに誘われる。しかもたまたまその主人公が優秀だった。
御都合主義過ぎないか。

物語のやり方として「成長譚」にするならド底辺から物語を始める、というプロットがある。だから大体の作品でド底辺から物語が始まる。下町のロケット部品作ってたアレもそう。半ば悪意を込めて「ド底辺ポルノ」とでも名付けようか。

サメのジョーは最高。

13話の「基本は抑えてるがあくびが出る」ってのはこの作品、最近のアニメ・映画に言える。
よくよく考えるとこの監督はやたらとアニメ論を展開してる様に思う。その割に「アニメはこう作るべきだ!」みたいなパンチは無い。
かも無く不可も無く、薬にも毒にもならない「かけがえのない日常」を描くのみ。理想ばかりが膨らむとそのうち現実が押し潰される。
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