世界を壊し世界をつくる

京騒戯画の世界を壊し世界をつくるのレビュー・感想・評価

京騒戯画(2013年製作のアニメ)
3.4
かつていくつかの星々が混在し人と神との境が曖昧だった頃、これはとある一家を巡る愛と再生の物語。
最後まで見ても理解はまったくできなかったけれど、なぜか面白くて最後まで見れてしまった作品。
舞台設定がかなり昔なのになぜか近未来的で、始まったと思えば女子高生と小さな男の子二人がスーツの男達にビーム打たれまくって追われていたり、怪獣や獣人が出て来たりと変な事のオンパレード。
神とか13の惑星とか並行軸とか世界観は広く描きつつも、家族の愛という身近な関係性を描写していてギャップにやられました。
明らかになっていく過去と真実、この世界の全貌に主人公の葛藤や成長、家族の苦悩が絡んでいる。
opが好きでした。