WHITE ALBUM 後半の2の情報・感想・評価

エピソード02
第十五頁見つからないものが、まわりを壊す。そこにないから、手の打ちようがない
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あらすじ
英二によるレッスンが中止になった由綺は冬弥の父が入院する病院を訪れた。屋上で語り合う冬弥と由綺。由綺は自らがふともらした一言から自分を責め始め、冬弥の前で涙を流す。由綺は「指定席」――冬弥の背中に身を預け、落ち着きを取り戻す。そして大晦日。由綺は冬弥のアパートを訪れ、二人は口付けとともに新年を迎える。1987年が始まる…。
コメント1件
allerednic

allerednic

このコメントはネタバレを含みます

膨大な記憶、経験、思い出、直接には関係のないそれらのいつくもの断片が、何かのちょっとしたきっかけで一瞬のうちに数珠繋ぎに連結してしまう 悲しいことや苦しいことばかりじゃない 楽しいこと、嬉しかったことも、時間も場所もデタラメに並んでいる それらはそう、雑誌でも読み飛ばすみたいに辿っていくと、その末端はなぜか大抵、涙腺につながっているんだ 仲間なんぞクソ喰らえだ