翠星のガルガンティアの8の情報・感想・評価

エピソード08
第8話
拍手:10回
あらすじ
持病を悪化させたフェアロックが急逝。フェアロックが最期に船団を託したのはリジットだった。だが、求心力に欠けるリジットという選択に、大船団主たちの胸中は複雑だった。そのころ、チェインバーがレドに、地球の座標が特定できたと報告する。地球の位置は、人類銀河同盟の勢力圏よりもはるか遠く、光速でも6000年以上かかるという。超光速航法が使えない以上、レドが人類銀河同盟へと復帰することは不可能だ。ショックを受けるレド。フェアロックの葬儀の準備が進む中、大船主フランジが離脱を表明。対処に追われるリジットは葬儀をクラウンに任せ、かえって船主たちの反発を買ってしまう。リジットはフランジと面会するが、フランジの問いかける言葉に言い返すことができない。メルティもまたフランジの船団と一緒に離れなくてはならないし、ピニオンはピニオンで、クジライカの巣に眠る手付かずの遺物を目的に船団を離脱しようとする。揺れる船団の中、帰還の夢が絶たれたレドは……。
コメント2件
平田一

平田一

生真面目故に自分一人で抱え込んじゃうリジットと兵士の定めに固執を続けるレドの対比が興味深い。どちらも一人で抱え込むには大きすぎる責任感、時には一回捨て去らなければ単なる呪いに過ぎない義務を、ピニオンの野心が結果浮き彫りにさせていく。ピニオンは盲点に気付けるキャラかもしれないね。 「後進を育てる」という不滅のテーマにも向き合った重厚かつ見応えに溢れた回だと思います。
えり

えり

08 離別