このレビューはネタバレを含みます
第1期と比べて国が大きくなった分、第2期では主に魔物の人間との関わりが深くなっていた。
シリーズ初の強敵といえるヒナタ・サカグチが現れ、人間の悪意、魔王の影がリムル達を襲い始めた。
どうせ勝つだろ、って達観できた1期とは異なり、シオンやゴブゾウといったお馴染みキャラたちの死で初めて絶望感も味わわせてもらって、凄く面白かった。
すっかり守りたいモノができちゃって、仲間を殺されたリムルの激情態が見られた場面も、すごくて圧倒された。いやースカッとしたなー。
てっきりリムルは強いがゆえに誰も殺さずにいくのかな思っていたんだけれど、死者蘇生の秘術っていうめちゃくちゃなことやるためには命を天秤にかけて人間殺すんだ、そこはあっさり通しちゃうんだってなった。
にしてもやはり力、力は全てを解決するんだって思った。
課題は残しつつも、覚醒した力にヴェルドラとディアブロまで従えて、もう大丈夫でしょこりゃ。