本家のシリアルキラーとの心理戦とは違い、名前しか知らなかった国の問題がクローズアップされている、世界情勢をメインにしたドラマ。
やはり本家と比べると物足りないけど、単体では結構面白い。
日本の話は酷評が多いけれど、以下の点は評価してもいいんじゃないかな。
・「ちゃんとした日本語を喋る日本人」をメインキャストに持ってきてくれた。他の映画やドラマだと、日本人として片言の日本語を喋る中国人が出てくることも多い。
・「自殺」という、リアルな問題を取り上げてくれたこと。
日本人の自殺の多さは、外国からは「異常」に見えるというのは新鮮。
確かに、自殺にいちいち名前が付いてるなんて気にしたこともなかった。
・ヤクザとかゲイシャとか、ベタな勘違い日本像は少なかった。寿司も突拍子のないものはなかった。
もちろん突っ込み所もあったけど、一応ちゃんと調べました感があって好印象だった。