takanoひねもすのたり

昼と夜のtakanoひねもすのたりのレビュー・感想・評価

昼と夜(2020年製作のドラマ)
3.7
面白かったけど、何か既視感のある設定だなあと……『多重人格探偵サイコ』となんですが。

・養護施設の火事
・生き残った子供達
・そこで行われていた実験 
・特殊な能力をもつ子供達
・人格変異
・ひとりケリをつけるために動く主人公(めちゃくちゃ切れ者)
・不可解な連続殺人
・過去→現在も裏で権力を持つ組織
・秘密が隠されたキャンディ

主人公(役職はチーム長)が好きすぎて(上司への尊敬とか敬意という意で)ルックスはかなり良いのに女性にモテない設定の主人公の部下トくん(わんこ系)が贔屓だった。
ドラマ後半になってチーム長が孤立したため、彼との掛け合いが無くなってしまったのがさみしい……。

後半に突然登場してきた超凄腕のスナイパー爺さんのキャラが強くて(やだ……爺さん……好き……トゥンク……)にwww

古今東西SF等で使われてきた鉄板な謎解きになっていくわけですが(何もかも手に入れた権力者が最後に望むのは不老不死、人体実験を行う科学者が言う台詞→人類に大きな貢献をもたらす)そこを分かっても陳腐なオチだなーと感じずにある程度の満足感があったのは、ドラマの力かと。

ラスト、ちょっとした匂わせがあり視聴者的には親切設計でした。