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スター・ウォーズ:アソーカのakのレビュー・感想・評価

スター・ウォーズ:アソーカ(2023年製作のドラマ)
3.5
キャラ、各種設定、雰囲気、トンマナ等などは素晴らしくスターウォーズしてる。觀てて非常に嬉しくなる。ライトセーバー戦も良い。
話としては『反乱者たち』の続編要素が強いけど、『クローンウォーズ』のその後でもあるし、ちゃんとep6から続く世界でもある描写があってそこも嬉しい。デイヴ・フィローニは流石。終わったことではあるが、オビ=ワンにも関わって欲しかった。そのくらい世界観はバッチリ。何よりアナキンでしょう。嬉しかったなあ。

ただし、作品としては話があまり展開せず、今後の期待は膨らむものの、ドラマシリーズとしてもう少し何かしらの決着が欲しかったように思う。思わせぶりなシーンはあったが、結局よくわからないまま。あと、スローンはちょっと怖さが足りない。数少ないキャラでの不満。やや小物臭までしてしまう。その分ベイランは抜群に良い。完全な悪と言えない佇まいが素敵で、稀有なヴィランだと思う。レイ・スティーブンソンの逝去は本当に残念。

おそらくいづれ来るフィローニの映画では、彼の集大成的にみんなアッセンブルするのだろうと思う。それを想像すると、やはりワクワクする。
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