なんか気になったから観てみた。
なんか…男ですいませんって感想。単純なバカで、何も考えてなくて、バカなくせに人生イージーモードですいませんって。死ねば許してくれますか？って。
それこそ、『男ってなに？』って思った。男というカテゴリーで生まれてしまって。今の時代、こんなにも日々SNSや、好きなドラマや映画で、差別的な扱いを受ける『男ってなに？』って。こういった事を言うと、『男のくせに』『男は女の気持ちなんて分からない』『男は何も考えてない』『男は得してる』と、決め付けられて。男の自分の自尊心を踏み付けられて、それを声に出すとまた踏み付けられ。何も言わずに、傷付いた心をペタペタと自己修復。男だって、『ごちゃ混ぜ』です。生理もないし、妊娠も、出産もしないけど、男だって考えてますし、損もしてるし、傷付いてます。男として生まれただけで。男として生まれた事による障壁で、心も体もボロボロのズタズタになる事だってあります。
まだこの作品は、監督さんが男の人やからか、多角的に見てくれてる作品ではあるけど、それでも死にたくなる作品でした。男として生まれた自分を、否定したくなる作品。この逆の作品を作れば、叩かれるんやろうな。
