テロで夫を殺されたアナウンサーが、国を変えるために政治の道に入り、やがて大統領になるというお話。第一次韓流の四天王と呼ばれたものの、その後ヒット作に恵まれなかったクォン・サンウが見事に復活。前年の善徳女王のミシル役で貫録をつけたコ・ヒョンジョンのサポート役に回った感じだが、無理に若い子とラブラインを演じるより、こういう役の方がサンウには合ってる気がした。
女性の生き方あり、貧富の差あり、(というか、韓国では商売やってる人って下に見られるんでしょうか)、政界の腐敗あり、サスペンスあり。おそらくセリフが普通のドラマの倍くらいあって、常に誰かが早口でしゃべりまくってる感じなので、全30話でも飽きずに視聴。最後、二人がビニール手袋をしながらカクテキを漬けるシーンがほのぼの。チャ・インピョさんが、主役二人を食うほどの存在感。