リッジウェイの最期を見届ける少年の姿が切ない。なぜだか分からないがこれは一つの解であったのではないかという気が…
狂気的なまでにコーラに固執するリッジウェイと何度も逃げるコーラの構図は淡々と進んでいくだからこそ現実味がある。一方で地下鉄道はエモーショナルかつ幻想的なシーンが多い気がした。
9話で共同体の行く末を巡って議論が起きた。どのような選択を選ぶかはそれぞれあるだろうが、誰もが自分の権利を願い、信じていたのではないか。数多くの命が散っていったが、彼らの意思は脈々と続いているのだと主張するラストであった。