なかなか面白いスーパーヒーローものだった。序盤はどういう状況なのか掴めないので、なかなか入り込めなかったが、中盤以降何がテーマかが見えて来るので、「はやく次を見たい」モードになる。
基本的に、「どういう経緯で彼らがスーパーヒーローになったのか」というのと、「子供たちの第二世代とのギャップに悩み葛藤する姿」の２本立てが同時進行で描かれる。親子の確執はよく描かれるパターンだから、ちょっと退屈だし、最後まで親を憎み立ち直れないというのはイラっとする部分もある。父親は「コード」と呼ばれるヒーローの「心得」に縛られ、例え自己防衛でも敵を殺してはいけない、力あるヒーローたる者、一般の人間よりも厳しい掟が必要というスタンスを崩さない。
それぞれが持つパワーは、アメドラにありがちな「何でもあり系」で、リーダーのシェルダンは、ほぼスーパーマン・・・まあ、あそこまで似たパワーにすると逆に潔いが・・・
シーズン1は８話構成で、まだまだ謎の部分も多いので、シーズン2でそれが明かされるのではないかと期待はする。何よりパワーを与えた「神」的な存在はいったい何なの？木星とどういう関係があるのか？・・・
