ウディアレンの作品はもう観ないかもしれない
ジェフリーエプスタインと関わりが深く、何度もエプスタインの家や島に訪れていたという点から、ウディアレンはペドだと確信していた。というか、だよなぁという感じがなんだかした。だから、鑑賞しました。
恐ろしい話。
赤ちゃんから大切に育ててきた娘に対して、まだ7歳にも満たない時点で何度も性暴力をおこなってきた。
そして、人々はそういった常軌を逸した事実から目を背けることの方が楽で、信じられない心理も理解できた。興味深かった。
大人に成長したディランが顎を震わせながら、当時の話をする姿が忘れられない。
「ママ、嫌だったんだよ…嫌だったの…」
心が痛くなる。
そして、声を上げても誰も信じてくれない。
園子温しかり、ウディアレンしかり、
芸術家は自分の願望を作品に吹き込んでいると実感した。異様な年の差恋愛を描き、毎年映画を出すことでヒトラーの様に「おかしなことじゃない。普通の恋愛だ。」と刷り込む。声をあげた俳優陣は素晴らしいと思う。
死刑になれば良いのに。