2021、5､26配信リアタイ視聴
本日は12話でした。全部見終わってから詳しく加筆したいですが、とりあえずめっちゃ面白い。
しかも毎話面白くなっていく。
2021、6月9日最終回配信
複雑で巧妙な伏線と同時進行のエピソードがどんどん絡まって最後までほんとに面白かった。
途中で伏線確認で全話ノート取りながら見返したりしつつ、最終回。
やはりこのドラマは、法律の不具合や正義、善、悪って倫理についても掘り下げていたけど、最終回では人の心、不安定な正義と心の集合体としての社会ひいては人情について描いているドラマで、法曹もの大好きな私はかなり好きなドラマになった。
法曹ものって、法のもとという限り法律は絶対です！って態度で正義の味方の弁護士が大活躍、みたいなイメージの方もいるかもしれないけれど、法律も人の作ったものである以上、不具合がたくさんある。
たとえば結婚という制度がいい例だし、刑法でも精神疾患での減刑の是非や、冤罪、深刻な事情での犯罪など描いている題材で趣が変わる。
今作では基本的な権利の衝突や、DV、児童レイプ、毒親、養育費問題、奨学金、政治収賄、冤罪、司法取引、教唆、など山盛りのモチーフがどんどん絡み合っていき回収もお見事。しかもその一つ一つにキャラクターが全力を出すので、応援の気持ちと正義とはなんぞという大きな考察の機会を与えてくれる。
回収され切ってない部分は、こちらの解釈を掻き立ててくれる。
「ハイエナ」や「秘密の森」、韓国版「リーガルハイ」「SUTS」などなどぐうの音も出ないとんでもなく面白くし上がった韓国の法曹ものは目が離せない。
