アキオ

彼女はキレイだったのアキオのネタバレレビュー・内容・結末

彼女はキレイだった(2021年製作のドラマ)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

第1話で小芝風花の演技がオーバーで、いかにも日本の痛々しい恋愛ドラマだなぁ〜と、かなりの苦手意識を持ち、2話・3話と録画だけして鑑賞はせず…。ですが!!

4話をたまたまリアルタイムで観始めて、そこから急にどハマり!原作未見なので、ここまで恋愛要素が抑えられてるとは思わず、仕事7:恋愛3ぐらいの比率に驚き!爽やかで観やすい!現実的ではないものの(まぁそこはドラマなので気にならないとして)、愛のサクセスストーリーは王道で気持ちが良いですね〜。

1話目って事もあり、小芝風花=佐藤愛のキャラクターに付いて行けなかっただけで、これが自然体なんだ…と受け入れられる、というよりも寧ろ虜になっていました。表情の演技がすごいですね、ハマり役です。特に8話の梨沙との号泣シーンは、簡単には使いたくない言葉だけど、今まで観たドラマの中で1番の名シーンでした!

メインの登場人物が少ないのも分かりやすくて良いですね。恋の駆け引きというよりかは、愛の正体を隠す方がメインなので、ありきたり過ぎない点も、飽きずに観られた要因かも。

フジテレビのドラマって変なフィルター掛けられてることが多くて、映像からしても好きじゃないのですが、かのキレは映像も綺麗だし、ファッション誌が舞台って事もあって、みんなオシャレ!ファッション誌に関係のない梨沙までオシャレ!

特に9話は色んな意味で最高でしたね〜〜愛と宗介のイチャイチャだけでもう1クールいけるよ〜〜!そして会長の息子が誰なのか…これは完全にやられました。王道恋愛ドラマにこんなミスリードが用意されていただなんて、全く予想出来ず!

最終回はよくある展開で、愛と宗介も無理くりケンカしてたな〜。仕事メインで描かれていた事で、その弊害が最終回でブワァーって押し寄せてきちゃったのかなぁ、とも思いました。

あの生放送の噛んだシーン、僕はリアリティがあって良いな、とポジティブに捉えましたが、特に必要ない生放送で無駄に評価を下げられたと感じるファンもいるんじゃないかな…とも。

途中からだったけど、リアルタイムで最終回を迎える事ができて本当に良かった!ただただ自分好みの最高のドラマでした!
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