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前科者 -新米保護司・阿川佳代-のakのレビュー・感想・評価

2.4
阿川佳代の"役に立ちたい"という気持ちが『おかえりモネ』の永浦百音にシンクロした。モネの相手を考え続けて理解しようとする姿勢にしても佳代があらゆる手段を利用して社会に迎えてあげようとする姿勢も重なった。モネが島にいた人達と壁を感じたように最終回で、佳代はみどりや多実子との壁を感じる。ケアすることの難しさということが両者を繋ぐのだろう。

最後に、佳代がみどりに泣きついて、みどりが励ましの言葉をかける立場の反転が起きたところが印象的だ。
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