ボーデン

カトラのボーデンのネタバレレビュー・内容・結末

カトラ(2021年製作のドラマ)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

カトラ火山噴火話、火山灰で終始空はどんよりグレー。出てくる人物背景も人物像も皆んな暗い。もう北欧映画特有の陰鬱感が満載。
ストーリーも、じとーっとゆっくり進む。
誰かのコピーが火山からやってくる。コピーが来た意味は、自分の心情面と対峙しなければならない。SFというより民話ぽい。作中でも説話として出てくる。なので敵対心むき出しの銃撃戦等無し。案外、誰しもがコピーを受け入れて内面を見つめてゆく背景がじっくり8話までなので、好みは分かれるかと思う。ラスト、どっち?の謎もあり、また誰かのコピーがやってくる、誰かが自分の心情と対峙しなければならない、、、の終わり方良かったと思う。

何とも言えない重苦しい陰鬱感を醸し出させたら製作国は違っても北欧作ならではのモノがあり、ほんと凄いなぁと思う。
ボーデン

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