siohitotumami

お耳に合いましたら。のsiohitotumamiのレビュー・感想・評価

お耳に合いましたら。(2021年製作のドラマ)
4.1
ED曲にしな『東京マーブル』にのせた伊藤万理華さんのダンスがキュートで、中盤まではむしろそれだけを楽しみに観てた感ある。しかし最後まで観てよかった…
このダンスの振り考えた人天才かと。

サビ部分で伊藤さんが後ろを向いて手を広げて左右に揺れる振りがあるんだが(それ自体とてもキャッチーで他の部分は無理でもそこだけは真似できる構造になってるのも天才)、
その回の主軸になった人たちが後ろでそのダンスを見てて、あぁきっと振り返った時に目が合ってニコニコ笑ってるんだろうなぁと微笑ましく思ってたんだけどEP11の展開と最終回のEDでスタンディングオベーションでしたわ。
天才か。

話の内容というよりも、
「好きなものを好きと言うことで、心が死なない」ということと、
何かをする時にはいつも、好きなもの・人・推しが自分を支えてくれてること(主人公の場合はラジオパーソナリティたちと氷川きよしが順々に出てきてそっと見守ってくれてる)
がすごく良かった。わかるよ!わかる!!

人生の交差点でたまたま出会って大騒ぎしただけかもしれない、
その人生の交差点になりうるのがチェン飯だよね。
全然違う人生を歩んできたのに、同じ味を知ってる。そこにそれぞれの思い出がある。
siohitotumami

siohitotumami