このレビューはネタバレを含みます
僕らは卵から生まれた少年と言う名の鳥なんだよ。卵は世界だ、生まれようと欲するものは一つの世界を破壊しなければならない。
ヤングロイヤルズを見るとき、私の脳裏にはいつもデミアンのこの一説が浮かんでいた。彼らの破壊する世界と新たに生まれる世界がどんなものなのか、戦々恐々としながら最終回を迎えた。
ラスト5分くらいまでガチで胃が痛くて本当に死ぬかと思ったけど、本当に、本当に、本当に良かった！！！！！！！！！！ありがとう！！！！！
車を追いかけるシーンくらいからのWilleが全シーズンで初めて見た表情で、あー、革命はここで起きた。と思った。young royalsのタイトルを失い、彼は生まれた😭😭😭😭ラストの眼差しがあんなにも穏やかな決意に満ちたものだって誰が想像した！？わたししてなかった〜😭😭😭😭この話の主人公はやっぱWilleだったんだなあ〜〜〜マジで良かった〜〜〜😭😭😭😭😭
フェリスとサラもマジで良かった〜〜〜〜恋愛とトレードオフ、もしくはバックアッププランになってしまいがちなフィクション上の女性同士の友情を、「あなたへの想いの方が特別だ」と口に出してセリフにしてくれことには感謝しかない！！！！！！
こんな完璧なハッピーエンドになるって思ってなかった。いや、全然奇を衒ってない、普通に考えうる筋書きなのに、こんなに意外にかんじるのがすごい。ストーリーテーリングがうますぎる。そしてわたしにも「人は生まれから逃れることはできない」という思い込みがあったんだなと痛感した。
あーもーーこれから何を楽しみに生きていけばいいんだ。とにかくありがとう。本当にありがとう……
