説明等はほぼなく、謎が振りまかれて徐々にわかっていくタイプの展開。主として人間模様が群像劇の様相で描かれていて、それと同時並行で近い世界の終わりへの対策やそれを阻止してくる敵との戦いがある。
キャラクターは立っていて、演者の技量も見応えがあった。彼らの人間ドラマに感じるものは観た人それぞれにあるだろうが、私には変化の少ない子供じみたケンカが少し多すぎるような気がした。(まあ、仲が悪い家族なので無理もないのかもしれないが)
中盤までは謎が回収されていく様やそれぞれの動きなどなかなか面白いが、後半謎がほぼほぼ回収された後は、敵の目的も含めて、それは説明がつかないだろうというような強引な感じで進んで行き、お粗末に二期に繋げるふうに終わってしまいとても残念だった。
視覚的にも飽きないし、音楽のチョイスや入る演出も非常に良いものだったので、ハマる人はハマるだろう。
私も色々と言っているが、二期が配信されたら期待を込めて観ると思う。
