このレビューはネタバレを含みます
日本でいうと園子温作品を蜷川実花が演出したって感じのドラマ。
退廃的な雰囲気とカラフルでおしゃれな演出で独立前のモロッコが舞台。
なかなか衝撃的なシーンも多いから見る人を選ぶけれど、悲しい内容の割にあまり暗さは感じさせない。
裕福なアメリカの武器商人の娘が支配的な父親から逃げるために(多分性的虐待があった?)タンジール在住のイギリス貴族と結婚するけれど実はゲイだった。&自分のせいで恋人を殺された娼婦の解放がテーマ。
ヒューゴ役が「ザ・ウィンザーズ」のウィリアム王子なので、真面目な演技もギャグにしか見えなかったのがちょっと辛かった。