KANSOU屋

コリアン・オデッセイ 花遊記/ファユギのKANSOU屋のネタバレレビュー・内容・結末

3.3

このレビューはネタバレを含みます

主君の太陽の流れで2回目の視聴。
正直こっちは、そこまでではなかったと記憶していた。
こっちも霊的なものが出てくるので、多少気味の悪いシーンも出てくるけど、さすがホン姉妹の作品だけあって、序盤から観やすい。
でも、前提として好きという気持ちが緊箍児によるものっていうのが、キュンに繋がらないポイント。
私の中で、2人がいい雰囲気になっても、悟空が三蔵のためにいろいろしても、緊箍児のせいかもしれないのよね…となってしまう。
まぁ、ドラマ的にそこもポイントで、緊箍児も最後はいい仕事してくれるんだけど、私のキュンへの盛り上がりを邪魔してくれたのも確かです。
あとは、全体的に人間の悪の部分が根底にあるので、終始重い気分で進んでいくのが辛かったかな。
特に後半はなんだか小難しい事があれこれ絡んで来て、それが暗い内容なので、ちっとも楽しめない感じでした。
もちろん、コメディもうまく散りばめられていて、テーマの割には楽しく観れるんだけど、私がドラマに求める「娯楽」としてはちょっと気が沈む内容だったかな…
ただ、最終回は秀逸でした!
今までの心残りの部分をうまく解決してくれていて、最終回にありがちな回想シーンも話の流れの中でさりげなく入っていたし、なんの脈絡もなく悪人がいい人になるとかいう無理設定もなく、とても後味のいい終わり方で、一気に好感度が上がりました。
なのでスコアは2.5→3.3に引き上げです。
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