Kaji

ユミの細胞たち2のKajiのレビュー・感想・評価

ユミの細胞たち2(2022年製作のドラマ)
3.6
途中視聴休憩したけど完走。

S1のユミとウンの関係(夢を追う人と励まし原動力になる人)がS2でユミとバビになり。ユミは作家細胞が活性化して作家でも地に足をつけていた。

モテてるし、仕事も奮闘して軌道に乗ったユミが羨ましすぎる。
「世話を焼きたくなるんだよね」って元彼ウンに対して思っちゃうユミ、あ、こういうとこが好きだったんだなって2で描くとことかうまい。

ウンもバビも温厚な人でその彼らがユミを挟んで言い合うとことか、意外だった。もう好きじゃないけど嫌いにはなりたくない人と出会えてるユミ。

このドラマでなるほどって思うの、ユミの細胞たちにはっきりしてないけど性別があるんですよね。女性1人の中に、男性1人の中にいろんな性や個性がある細胞たちがいて彼らは子供ってわけじゃなく、きっとユミと同時に育ってきてるはずで。
その細胞たちが、宿主が動揺しちゃうと応援したり悲しんだりするのがかわいかった。一生懸命な細胞たち。

「インサイド・ヘッド」てピクサーの作品がありますが、あの映画はいつもぐずぐずしてるかなしみちゃんが彼女の優しさや思いやりの最大成分になっているって映画で、ユミの細胞たちとちょっとちがうけどあの発想かなと。
未分化の個人の中に共闘して一緒に人生を送っている細胞たちがいるってこと自体、見てる私を励ましてくれました。

私的にはアン・デヨン役のチョンソクホさん結構好きなので、もっと出てほしかった
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