色んな人が色んな形で、人を愛し、守ろうとする話。
話はある一つの事件から始まる。
一つの事件をめぐり、色々な人が色々な形で自分の最愛のものを守ろうと奮闘する。
愛の対象は、ものであったり、人であったり。家族愛であったり、恋愛であったり、様々。
その人その人の最愛がとても表現されていた。
それぞれが強い芯を持って「最愛」のために行動しているのを感じた。
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吉高さんの見せ方がとても良かった。
そもそもキャスティングがとても良かったと思う。
挿入歌の「君に夢中」が流れるタイミングも完璧で、心が締め付けられた。未だに聞くと心が苦しくなる。
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最後ちょっとモヤっとしたというか、意外な終わり方であった。
個人的には完璧なハッピーエンドではないところが、変に良い方に持っていっていなくて良かったと思う。