沖田臥竜原作、藤井道人プロデュースで描かれる元ヤクザの更生物語。
Netflixにて。
ヤクザの抗争で発砲事件を起こし14年服役。組から裏切られ、家族までも失った元ヤクザ陣内宗介。
出所した彼のSNS社会への戸惑い、自戒と家族再生への道のり…。
原作者・沖田臥竜自身が元ヤクザで服役経験があるので、”ムショぼけ〟をコミカルタッチでありながらリアルに描いている。
”14年〟の空白に苦しむ陣内宗介を名バイプレーヤー北村有起哉が熱演。
刑務官を演じる板尾創治の存在が良いスパイスに。
家族の描き方がとても温かく、特に息子を心配する母親の描写に胸が詰まります。
いくつになっても我が子を思う母親だけはいつも特別な存在なんですね…
暴力団排除条例以降、今や反社という差別的な名前で社会から締め出され、厳しい目線を向けられるヤクザ。
藤井道人がプロデュースしているだけに、彼の監督作品”ヤクザと家族 The family〟に繋がる世界観がここにもあります。
軽やかなテンポでありながら、人情味溢れる秀作ドラマ。
”深夜食堂〟好きの方にはオススメします〜🤗
